本宮町で視察と交流
京大大学院落合助教と留学生

3・1 田辺市本宮町にこのほど、京都大学大学院地球環境学堂の落合知帆助教(44)とアジアの留学生12人が視察に訪れた。防災や水処理に関心を持つベトナム、インドネシア、タイ、各公立大学からの短期留学生で、日本に約2週間滞在。京大の講義やフィールドワーク、日本文化などを体験した。
 落合助教は地域防災の研究で度々同町を訪れており、1日ははじめに本宮地区の水害碑、上がり家(水害時の避難小屋)などを見学。留学生らは2011年・2018年の台風災害について学んだ。次に熊野本宮大社や本宮行政局を訪れた後、川を生かした環境教育をしていることから、市立本宮小学校を訪問。5・6年生の教室で好きな食べ物や得意なスポーツなどを英語で語りあい、自己紹介をするなど、児童らと交流した。 
 インドネシア・ボゴール農業大学からの留学生であるアクバル・ラティフルさん(21)は「防災のために活動していたり、小学校では子どもたちと交流できて、学校は重要な所だと感じた」と話した。また、フタガオル・メガさん(21)は「水害はとても悲しいが、地域の皆さんが協働して復興したことは素晴らしい」と語った。
 続いて一行は川湯温泉を視察後、昨年の台風20号で崩落した曲川に通じる市道串峠平治川線の災害現場を見学。本宮行政局職員が災害時の状況を解説し、雨が多いと山腹にひび割れが入るので常時計っているが、今のところずれは見られないことなど、説明を受けた。落合助教は「被害は聞いていたけど、現場を見てびっくりした。物資を運ぶご苦労もあるし、復旧は長くかかりそうだと思った」と話していた。

曲川に通じる市道の災害現場を見学

曲川に通じる市道の災害現場を見学

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