テニスコート復活へ
新宮市高田 住民交流の場再建
2年計画で実施予定

 平成23年9月の紀伊半島大水害によって壊滅的な被害を受け使用できなくなっていた、新宮市高田の高田テニスコート、若もの広場の再建に向けた整備が進んでいる。現在、当該地の測量・設計が完了したところ。新年度から土地の整備や建物の建設を進めていきたい考えで、工事は2年計画で実施予定。工事費1億5000万円を新年度当初予算案に盛り込んでおり、議会の承認が得られれば、入札を行って業者を決めていく。いま、市内のテニスコートは蓬莱テニスコート(2面)しかなく、早期の完成を期待する声があがっている。

高田地区の建設予定地(写真奥の土地)

高田地区の建設予定地(写真奥の土地)

 計画の第1段階となる土砂搬入は、平成27年1月22日に始まり、29年度に完了。国土交通省紀南河川国道事務所が用意した熊野川の掘削土砂約3万立方メートルと新宮市役所庁舎の残土、蓬莱公園の整備で出た土砂など約8000立方メートルを使い、現状から約3メートルの高さになるまで搬入した。盛り土をし、低いところで約1メートル、高いところで約3メートルかさ上げし、平らにならしたところ。今後、テニスコートのほか、地域住民や近隣の子どもが遊べる若もの広場、更衣室、倉庫、トイレ、小規模な休憩室を合わせたクラブハウスを整備する予定。テニスコートは大会を開催できるよう多面(8面)にすることで、合わせて雲取温泉を利用したスポーツ合宿の誘致を進めたい考え。
 予算計上している通り、今回の工事費は1億5000万円を超えることがほぼ確実となっている。市財政課によると、工事または製造の請負を業者と契約する際、1億5000万円以上の契約となる場合は議会の承認が必要。市教委生涯学習課によると、予算の承認が得られたあと、入札で業者決めをし、9月議会で提案したい考えだという。

市民団体も要望
 市内のテニスコートの現状については、和歌山県ソフトテニス連盟新宮東牟婁支部が平成23年9月、水害のあと田岡市長を訪問してテニスコートの新設を要望した経緯がある。高田にあったテニスコート4面が流失、さらに同市千穂にあった民間所有地を借りていたテニスコート2面も諸事情で利用不可となった。新宮・東牟婁には大勢のテニス愛好者がいるが、蓬莱の1か所だけでは練習が十分にできず、また大会などは他地区のテニスコートが空いている時に借りて使用している状況。

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