「本当の怖さ実感できた」
御浜町で防災行事 体験や運営訓練

 御浜町社会福祉協議会は9日、町福祉健康センターで、「ミハマボウサイフェスティバル」を開いた。来場した約100人が地震体験車による揺れ体験や土嚢袋重さ測りゲーム、バケツで消火!などを楽しんだ後、災害ボランティアセンター(ボラセン)運営訓練も行われた。

土嚢袋重さ測りゲームを楽しむ親子

土嚢袋重さ測りゲームを楽しむ親子

 楽しみながら災害の時に役に立つものや知識を学ぶことを目的に実施。町社協では災害ボラセンを常設しており、一般参加者にも災害ボランティア(ボラ)希望者役となって防災意識を高めてほしいと、初のイベント形式での開催となった。
 訪れた親子らは地震体験車の三重県防災啓発車まもるくんで海溝型・内陸直下型地震の揺れを体験。最大震度7までを体感した。「ダンゴムシの姿勢で頭部を守って」と指導を受けていた。体験車が激しく揺れ出すと「立っていられない」「逃げることは不可能だ」などと口にした。
 体験車の担当者によると、「実際に揺れ出すと、固定していない家具が落下し、手だけで頭部を守るのは困難。日ごろから家具を固定、窓ガラスが割れて散乱しないよう対策をしておくことが大切」と家庭でできる災害対策を訴えた。
 そのほか、土嚢(どのう)に土を入れ、重さを測り、子どもは3キロ、大人は10キロの重量をピタリ入れると手動充電式ライトが景品として当たる「土嚢重さ測りゲーム」、炎の絵が描かれたパネルをバケツの水を掛け倒す「バケツで消火」、ジャッキアップ体験などで楽しく防災知識を学んだ。
 その後、参加者は災害ボラ希望者役となり、社協職員や災害ボランティアコーディネーター(ボラコ)14人が災害ボラセン役となって、受け付けから報告までの一連の流れを確認し、有事の際に被災者から出るニーズとボラ希望者とのマッチングなどの運営を体験した。
 訓練終了後は、炊き出しの豚汁とアルファ米などを味わった。
 地震の揺れを体験した尾畑凛さん(御浜小4)と真生くん(御浜小2)姉弟は、真生くんが「怖かった。ダンゴムシの姿勢を忘れないようにする」、凛さんは「本当に地震があったら怖いということが実感できた」と地震の恐怖を口にした。
 同協議会の林義尊会長は「ボラコが月に1度の割合で会合を開き、防災の意見を出し合っている。それらの意見も含め、初のイベント開催となった。参加者が防災の意識を高め、啓発になれば、うれしい」と思いを語った。

消防士の制服を着てご機嫌に

消防士の制服を着てご機嫌に

来場者が災害ボラ希望者役となった

来場者が災害ボラ希望者役となった

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