議員定数6から5に削減
北山村議会 全国最少に
議員発議で全会一致

 北山村議会3月定例会の2日目が12日に同村役場で開かれ、議員定数を6から5人とする条例案を審議、全会一致で可決された。今年12月執行予定の村議選から施行される。2月末現在の同村の人口は435人。議員定数5は、沖縄県北大東村と並んで全国最少。

1・ 昭和7年(人口2228人)は議員定数12人だった。人口減少が進み、同7年からほぼ半減した同51年(人口1135人)は定数が8に削減された。平成28年の村長選挙で、山口賢二議員(現村長)が出馬に伴い議員を辞職したことから、議席が1人欠員となる状態が3年弱続いていた。
 葛城健也議員が福村尚議員の賛成を得て発議。提案理由について、葛城議員は、以前から議会運営委員会などで多くの時間をかけて議論してきたこと、その議論の中で議員定数に関する聞き取り調査や、議会懇談会で村民から直接意見を募ったと説明。これらの経過や、定数が1少ない状態でも問題なく議会運営ができていること、村の人口減少の現状も考慮した結果、今回の提出に至ったと述べた。
 今回の結果を受け、久保學議長は「欠員1の状態だったが、5人でもやれることが実際に分かった。これで良かったと思う」と述べた。また、議員数が少ないことにより、議員間で意見が固まってしまうことが懸念されるのではないかという声もあることについては、各々の明確な意志を持って議会運営を行っていくことを強調した。

議員定数の決定にかかる協議の経過
・平成11年12月
 議員定数7人となる
 (平成10年12月議会改正)
・平成19年12月
 議員定数6人となる
 (平成19年6月議会改正)
・平成28年 7月
 山口氏の村長選出馬により議員数が5となる
 (1人欠員)
・平成28年 9月
 議会運営委員会で定数問題を協議①
 (財政面、人口面、メリット、デメリットなど)
・平成28年12月
 議会運営委員会で定数問題を協議②
 (削減する場合のスケジュールなど)
・平成29年 6月
 議会運営委員会で定数問題を協議③
 (5人の状態でも議会運営に支障なしの声があがる)
・平成29年12月
 議会運営委員会で定数問題を協議④
 (村民から意見を聴取する必要あり、
  選挙の1年前には結論を出す必要があるなどの意見が出る)
・平成30年 6月
 議会と自治会の懇談会
 (区長、区役員出席。議員定数は5人でいいとの意見が出る)
・平成30年 9月
 議会運営委員会で定数問題を協議⑤
 (平成30年12月議会定例会に条例案を上程する方向の確認)
・平成30年12月
 議会運営委員会で定数問題を協議⑥
 (上程は見送り、次の3月定例会に上程する方向の確認)
・平成31年 3月
 議会運営委員会で定数問題を協議⑦
 (議員発議で定数を5人とする議案の上程)

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