プロの美しい音色に感動
熊野川小・中の児童生徒
ワ・コルダが公演

 和歌山県下全域を中心に活動するWa.corda(ワ・コルダ)が12日、新宮市立熊野川中学校で公演した。文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、熊野川中の全生徒と熊野川小の全児童が、プロの奏でるバイオリン、コントラバス、ピアノの演奏に魅了され、指揮者体験やバイオリン演奏体験などを楽しんだ。

1・1 同事業は小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行い、または小学校・中学校等に個人や少人数の芸術家を派遣し、子どもたちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施している。子どもたちの豊かな創造力・想像力や、思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげることを目的に行われ、今回は芸術家派遣事業となった。
 ワ・コルダの3人は、自己紹介と楽器紹介の後、「今日はクラシック音楽を聴いていただきます。皆さんも聴いたことがある曲もあると思います。必ず1曲目に演奏しているチャイコフスキーの『花のワルツ』を聴いてください」と紹介し、演奏の幕開け。
 谷口遼真くん(小6)と立石真也くん(中3)が『ラデッキー行進曲』で指揮者体験。テンポが遅くなったり、速くなったりに鑑賞者が爆笑。指揮者経験があるという熊野小教諭の原見康司さんがブラームスの『ハンガリー舞曲第5番』を指揮、バイオリン奏者の小倉浩晃さんから「正確な指揮だった」とほめられ、はにかんでいた。
 その後、ルロイアンダーソンの『ワルツィング・キャット』『プリンク・プランク・プルンク』、ヴィットーリオ・モンティの『チャールダーシュ』など全7曲を披露。ヴァイオリン演奏体験では、全生徒と児童が弓を上下に弾き音色を響かせ喜んでいた。
 中川怜大くん(中2)が「ワ・コルダの皆さん、今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。バイオリン体験もむつかしかったけど、とてもいい経験になりました。これからもがんばてください」と感謝を述べた後、泉凛さん(小6)が花束を贈呈。
 玉置愛里さん(中3)は「プロの演奏は美しくて感動した。ピアノを習っているが、あんな音は出ない。いつかはワ・コルダさんのように美しい音色を響かせたい」と目を輝かせた。
 ピアノ奏者の高山陽子さんは「みんな集中して聴いてくれ、弾きやすかった。反応がよくて、楽しく演奏することができた」と笑顔を見せた。

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