「笑いは健康の源」
紀宝町「まなびの学級」閉校
落語家・林家卯三郎さん登場

 平成30年度紀宝町生涯学習講座・まなびの学級の閉校講座「〜ウサブロウの動物からみるゆかいな愛情物語〜笑いは健康の源」が9日、同町生涯学習センターまなびの郷で開かれた。獣医師免許を持つ異色の落語家である林家卯三郎さんが豆知識や小話などを織り交ぜながら、来場した150人へ、笑顔でいることや人権を尊重し合うことの大切さを伝えた。

林家卯三郎さん

林家卯三郎さん

 本年度の「まなびの学級」は昨年5月27日に開講し、今回を含めて8回の講座を実施した。
 冒頭、卯三郎さんは笑いと健康の関係を説明。笑うことで「がん」を抑制する効果があると言われていることや、笑うことで顔面の筋肉が使われ、それが脳への刺激にもつながると力説、「今日は大いに笑って」と呼びかけた。
 出身校である北海道・酪農学園大学では、神への愛、土への愛、人への愛をまとめた「三愛精神」をもとに授業を受けた。動物が好きで、動物に関わる仕事に就きたいと入学したが、生きた動物を殺すことも課程にあり、苦悩しながらも命の大切さを学んだという。
 卒業後、獣医として活躍したが、落語と出会い、その魅力に惹かれて落語家を目指すように。師匠の家に住み込み、仕事をしながら技術を学んだ。師匠から「稽古をつけてやろう」と言われることはなく、師匠の様子をうかがいながら、タイミングを見計らって教えを請っていた。
 相手の行動を見たり、考えていることを想像したりすることは、相手のしてほしいことを推測し、先回りして行動できる力を育むきっかけになった。そのことで師匠の信頼が得られ、仕事をもらえるようになった。仕事先でもその経験が生き、他人の求める行動ができるようになることで大勢から信頼を得られ、さらなる仕事をもらえるようになったと振り返った。
 卯三郎さんは「隣の家に囲いができた。へー(塀)」「隣の家に塀ができた。かっこいい(囲い)」「ある百姓が仕事を終えて帰る途中、カラスがクワー(鍬)と鳴いていた」と小話を連発して締めくくった。

3・2

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