「連携して不審者制圧」
新宮署とマリア保が訓練

3・ 新宮市のマリア保育園で8日、新宮署と同園が連携した不審者対応訓練が行われた。園内に侵入して園児を狙う不審者を前に、職員らはさすまたや「110番ボタン」を駆使しながら、相手を取り押さえるまでの流れを確認した。
 非常時に備え、同園では年に3回自主的に訓練を実施している。新宮署と連携して行うのは数年ぶり。
 この日の訓練は、犯人役に扮(ふん)した署員が、水道メーターの点検と偽って園内に侵入。普段の業者と違うことから、職員は男をその場に留めようとするが、男は注意にも応じず、園舎に押し入ったという想定。
 「子どもに会いに来た。顔を見たいだけ」などと言いながら、男は強引に押し入り、2階へ。さすまたを取り出した職員が男と対峙し、そこに次々とさすまたを持った職員が加わり、男を制止。その間、別の職員が警察署に非常事態を知らせる「110番ボタン」を押し、警察官が駆け付け、男を取り押さえた。
 訓練を終え、生活安全刑事課の山本貴彦課長が講評。同園には7本のさすまたがあるが、全てを取り出し使用できるまでに若干の時間を要したことなどの課題があったことを踏まえ、すぐに使える場所に置いておくことを促した。また、全国的に子どもを狙った犯行が相次いでいることにもふれ、「実際の現場ではパニックになって冷静に行動できないこともある。訓練を通じ、有事に備えてイメージすることが大切」と呼び掛けた。
 訓練後はさすまたの講習会。職員は相手の顔目がけて振りかざして威嚇したり、足を引っ掛けて体勢を崩したりすることで相手の動きを封じるといった効果的な使い方を学んだ。

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