護摩を焚き 安泰祈願
神州院がお燈翌日祭
素足で火渡りの行も

1・1 お燈祭りの斎行(さいこう)から一夜明けた7日、新宮市横町の金峯山(きんぷせん)修験本宗・宗教法人飛龍山神州院(ひりゅうざんじんしゅういん)=平見順孝院主=は、新宮市の神倉神社で、毎年恒例の「お燈祭り奉祝翌日祭」を営んだ。護摩祈祷(ごまきとう)の「大峯秘法採灯(さいとう)大護摩供(おおごまく)」と火渡りの行の「火生三昧(かしょうざんまい)」を行い、国家安泰や平穏無事などを祈願した。
 神倉神社境内の石段下に結界が張られ、護摩壇が組まれて行われた。田代順佳副住職が大導師を務めた。彩灯大護摩供では、修験者が東西南北の四方と中央、鬼門にあたる北東の方角に矢を放ったほか、九字を切り、中央と裏鬼門である南西で宝剣を振って、魔を払った。
 お燈祭りで起こされた火を神州院の本堂に持ち帰り、夜通し守って護摩祈祷に使用した。火はお燈祭りの松明に移され、その火を用いて護摩壇に点火。修験者や信者の読経が響くなかで、護摩木が次々と投じられ、炎が燃え上がった。田代大導師は、あらゆる災厄を退けるように祈願。参拝者らも所願成就を祈って手を合わせた。
 この後、火生三味を実施。修験者や参列者が火渡りを行った。採灯大護摩供で焚(た)かれた護摩木やヒノキの葉の上に、1回目は護摩壇で使い焼けた丸太を置いて、2回目は火のくすぶる炭の上を素足で渡った。女性や子どもの参加もあり、手を合わせて一身に祈りながら、あるいは両側で支えてもらいながら、各自が熱さをこらえて渡っていた。

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