デンマーク駐日大使 来県
新宮市や那智勝浦町も訪問

 白浜町アドベンチャーワールドでパンダの飼育状況を視察するため、デンマークのフレディ・スヴェイネ駐日大使が6日、和歌山県入り。同町のほか、新宮市や那智勝浦町を訪れ、首長らと懇談した。
 今回の訪問は、白浜アドベンチャーワールドで飼育しているジャイアントパンダ・永明(エイメイ=26歳)の孫が今春、中国からデンマークへ派遣されることを受けてのもので、その家族の様子の視察が主な目的。
 フレディ大使は6日午後に田岡市長を訪ね、同市の産業などについて言葉を交わした。

田岡市長を訪ねたフレディ大使

田岡市長を訪ねたフレディ大使

 フレディ大使が新宮の主産業について聞くと、田岡市長は「もともとは木材の町として栄え、商業の町としても多くの人が買い物に訪れたまち」と説明。現在は漁業も主軸としてあり、過去には大規模製紙工場もあったと紹介した。今後は新宮港での木質バイオマス発電所計画があり、産業面での活性化も期待できると話した。
 また、デンマーク大使館が東京都にあること、田岡市長が各種要望活動を行う際に地元出身の国会議員である二階俊博・自由民主党幹事長を訪ねて東京を訪れる機会が多いことなどから、フレディ大使は田岡市長に東京の印象を訪ねる場面があった。田岡市長は、バイオマス発電所を操業する株式会社エフオン新宮との関係や、各省庁の所在地も東京であることから、「非常に重要な場所」とした。
 田岡市長との会談後は市職員の案内で市内を視察。「お燈祭り」の上り子らがまちを歩いている様子などを見て新宮市の歴史・文化の一端に触れた。

※デンマークと和歌山県
 1957年2月、デンマークの貨物船に乗っていたヨハネス・クヌッセン機関長が、日高町にある日之御崎(ひのみさき)灯台西の沖合で火災を起こしている徳島県の漁船を発見。
 海中に転落していた日本人船員を救けようとして海に飛び込んだが、2人とも命を落とした。同年7月、灯台近くの「日の岬パーク(クヌッセンの丘)」に顕彰碑が建てられ、その5年後に胸像が建てられるなど、クヌッセン機関長の勇気が多くの住民に称えられている。2012年2月には同町にクヌッセン機関長救命艇保管庫が完成した。

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