市議会臨時会
市当局 説明不足認める
審議尽くせず一日延長に
文化複合施設関連予算

 新宮市議会の臨時会が4日、市役所議場で開かれた。文化複合施設建設に関する予算を盛り込んだ平成30年度一般会計補正予算案が審議されたが、質疑で一部議員から当局の説明不足により予算の信頼性が損なわれているなどの批判の声が上がり、会議は時間延長して夜も続行。質疑の途中だったが、審議が十分に尽くされていないとして会期を一日延長することを決め、午後11時13分に終了した。関係者によると、同市議会の本会議で最も遅い終了時刻という。

会議終了は午後11時13分だった

会議終了は午後11時13分だった

1・ アイキャッチ

 市当局は、文化複合施設整備事業の建設工事費(前払い分)として、本年度一般会計補正予算案で2億5000万円を計上。財源は過疎債を増額して充てる。本年度一般会計補正予算総額は歳入歳出それぞれ177億2752万5000円になる。
 質疑では、国の交付金が減額される見通しとなったにもかかわらず市当局が特別委員会への報告を行わなかったことや、現在進められている住民投票条例を求める直接請求の結果を待たずして予算案を提出したことなどについて批判の声が続いた。
 田岡市長や向井副市長はじめ市当局幹部は、こうした指摘に対して「私どもに情報共有できていない部分があったと真摯(しんし)に受け止めたい」などと説明不足を認めて陳謝する一方、昨年12月の特別委員会でスケジュールを示しているとして、今臨時会での予算成立と年度内の工事入札実施を求め、提出の予算案を撤回する考えがないことをあらためて示した。
 会議は5日午前10時に再開された。

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