植樹通して絆深める
新宮署 小学生らと植樹
ヤマザクラなど5種50本

2・1 「ふるさとすくすく森づくり」事業と銘打ち、少年の健全育成を目的とした植樹が2日、紀宝町浅里にある浦木林業社所有の林の一角であった。新宮警察署、同署少年補導員連絡会、新宮市の少年野球クラブ「神倉少年野球クラブ」「蓬莱フレンズ」の選手と指導者、保護者、公益財団法人熊野林業の職員ら約60人が参加。熊野林業の指導でヤマザクラなど5種の苗木、合計50本を植樹。自分たちの生活に木は欠かせないものであることを再確認するとともに、共同作業を通じて友人や親子との絆を強めた。
 同連絡会の柳本利文会長は「大自然の中で作業するあまりない機会。地元の自然に親しんで」。大髙圭司署長は「互いにコミュニケーションをとって、友達や親子の絆を強めて」と激励。熊野林業の尾﨑征朗理事長は、樹木は酸素を生み出し、二酸化炭素を吸い取ってくれる働きがあるとし、「木は私たちの生活にとって大切なもの。植樹を通じて木を大切にする心を育んで」と呼び掛けた。

2・2 この日植えたのは、ヤマザクラ、イロハモミジ、アカガシ、ウラジロガシ、ヤマボウシの5種。子どもらは5区画に分かれ、くわやスコップなどで30センチ程度の穴を掘り、苗木を植えていった。硬い石に悪戦苦闘する中、大人の力も借りながら作業。植えたあとはシカに食われるのを防ぐため、プラスチック製の筒をかぶせた。一連の作業が終わると、子どもらは筒に名前と日付、将来の夢などを書き込んでいった。
 植樹は平成20年から行われており、今回が9回目。もともとは熊野川町田長で行う予定だったが、道路の陥没が確認されたため場所の変更を余儀なくされた。同町鮒田にある浦木林業の泉諸人代表取締役社長が熊野林業の専務理事を務めており、その関係で浦木林業の所有林を代替地として提供した。

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