「集まることはすごいこと」
支え合いのまちづくり
チームくまのがわ編

 「いつまでも、自分達が生まれ育った町で元気に楽しく過ごす」をスローガンに掲げ、第7回「チームくまのがわ」が1月31日の夜、新宮市熊野川町の熊野川総合開発センターであった。地域住民や社会福祉協議会、地域包括支援センター、市職員ら22人が出席し、前回までの振り返り、「日常生活支援体制整備事業について」を再確認した。

1・ はじめに、熊野川ステーションの大江真季さんから「チームくまのがわ」の目的、月1回あつまる
・ひとりで悩まずチームに相談
・みんなで楽しく
・自分に課題をつくる
・自分にやさしく、みんなにやさしく
 −などの心得を参加者全員で再認識。
 続いて、他県地域の生活支援協議体の取り組みや広報紙を紹介。長野県南アルプス市「地域支えあい協議体」が行う中学校生徒による高齢者や小学生の見守り活動などの事例を学んだ。
 次いで、地域住民への広報活動について、「高齢者が読みたい」と思える、みんなの声が掲載される広報紙づくりを進めていくため、編集メンバーを募り、3〜4月の発刊を目指すことなどが報告された。
 その後、生活支援コーディネーターの奥田修子さんが、昨年6月の会合において紙芝居で解説した「日常生活支援体制整備事業」を改めて説明。社人研推計によると、新宮市では20年後には人口が2万人を切り、高齢者と15歳から64歳までの人口がほぼ一緒になると想定され、一人の若い人が一人の高齢者を背負う時がくると話した。
 支え手となる若い世代の減少によって、税収の減少、介護保険料の増、医療介護従事者の減少が見込まれる。一方、医療・介護が必要な人が増えることによって社会保険制度を維持することが困難になることが想定されると語った。
 要介護者にならないためには、「体力維持」、「社会参加」「十分な栄養」など健康寿命を延ばすことが大切で、介護予防教室への参加を勧めた。
 「みんなで集まることは『閉じこもり防止』『孤立防止』につながり、『お互いのさりげない見守り』にもつながる。支える人も支えられる人も集まることでお互いを支え合える。これってすごいことです」と力説。
 「支え合いのまち」をつくるためには、「話し合い」「活動」「気づき」のサイクルが必要であって、話し合いの場こそが「チームくまのがわ」(協議体)であると強調。「いつまでも、自分たちが生まれ育ったまちで元気に過ごす」ために、今から自分たちでできることは話し合いましょうと呼び掛けた。
 生活支援コーディネーターには活動の層があり、「1層は市全域」、「2層が熊野川地区などの旧小学校区」「3層がふれあいいきいきサロンなどの生活圏域」になるとし、「この場に参加している全員がコーディネーター」と促した。
 最後に14日(木)に実施される「那智勝浦町の太田地区福祉委員さん&チームくまのがわ」交流会の案内があり、次回は交流会の報告会と意見の共有を図っていくことを決定し閉会した。

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