「安心して暮らせる年に」
三団体が新春旗開き
相互の連携を強化

3・2新春旗開き2 連合三重紀南地域協議会、南牟婁郡熊野市地区労働者福祉協議会、三紀地区労働組合協議会センターの労働者3団体が16日、熊野市紀和町のホテル瀞流荘で「2019年三団体新春旗開き」を開催した。各団体・来賓と合わせて58人が出席。新しい年の門出を祝うとともに、外国人労働者の雇用環境、労働者の賃金格差などの懸案事項について話し合い、相互の連携を強化した。
 紀南地区新春旗開き実行委員会・岩本拓志実行委員長は、昨年の世相を表す漢字が「災」であったことに触れ「今年はこの地域はもちろんすべての人が穏やかに安心して暮らせる年になることを願う」とあいさつ。続いて、外国人労働者の受け入れについて述べた。
 「労働力を呼んだが、来たのは人間だった」とスイス人作家マックス・フィリッシュの言葉を引用し、日本が当時のスイスと同じ道を歩まないか心配と懸念を示した。また、外国人労働者の受け入れ拡大を図る「改正入管法」の成立に関して、人手不足を補うための財産としての人材を『人』としてではなく、単なる労働力と捉えているのではないかとの意見を示しつつ、「外国人労働者を生活者として迎え入れる理論や共生の思想が議論されなかった」と振り返った。最後に、「支える側がやせ細ってしまう状況を断ち切らなければならない」と強い決意を述べ、紀南地協が目指す「働くことを軸とする安心社会」、南熊労福協は目指す「誰もが安心して暮らせる福祉社会」、三紀地区労が目指す「すべての人の人権が大切にされ、平和で安心して暮らせる社会」の実現に向け、強く連帯し協力することを呼び掛けた。
 来賓として訪れた連合三重・伊藤公則事務局長は、2019春季生活闘争に関して「三重県内で賃金カットなどが発生しており、賃金格差が発生している。各関係機関に要請行動を展開するとともに、優しく包み込むような労働環境の整備を目指す」と目標を述べた。また、連合三重創立30年の節目として、東紀州地域でのメーデー開催を報告。最後に、「『熱く語り合い、相談し、競技し、確認決定したことはみんなで守る』という基本に立ち返り、全力で連合三重の運動・取組を進める」と決意報告を行った。
 熊野市議会・濱重明議長の発声で乾杯。出席者は歓談を行い相互の連携を強めた。

あいさつする伊藤事務局長

あいさつする伊藤事務局長

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