早期復興への願い込め
川湯十二薬師祭の法要

浄妙堂の法要で厄除け祈祷を行う丹羽住職

浄妙堂の法要で厄除け祈祷を行う丹羽住職

 田辺市本宮町川湯温泉で12日、川湯十二薬師祭が行われた。朝から大塔川のつり橋に住民らが対岸まで綱を張り、川湯の守り本尊・十二薬師如来への供物として「揚げ物」を吊(つ)るしていった。
 揚げ物は大きな張り子で、各宿泊施設、熊野本宮観光協会、地域団体などが制作。今年は干支(えと)のイノシシにちなんだ絵馬、人気アニメのキャラクターなど10体が並んだ。八咫烏(やたがらす)も登場し、同町の本宮小学校・三里小学校による「仙人風呂だいすき」「がんばろう川湯温泉」など応援の言葉や児童の名を記した垂れ幕を下げている。
 昼前に十二薬師如来を祀る浄妙堂で例祭があり、住民らが参列。祐川寺の丹羽達宗住職(65)が法要を営み、家門繁栄、身体健全、災害からの早期復興などを祈願。大般若経の経典で参列者の肩をたたく「お加持」があり、厄よけ祈とうを行った。
 丹羽住職は昨年8月の台風被害にふれ、「あらためて心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興を願うところです。平成も今年が最後の年になりました。この一年、穏やかな年であってほしいと心から願います」と話し、法要への協力に感謝を伝えた。
 川湯自治会の小渕昇会長(73)は「今年も皆さんいい揚げ物を作って参加してくれて、喜んでいます。昨年の洪水で大勢の方々に励ましやお手伝いをしていただきました。その方々に対するお礼を兼ね、たくさんの方に見に来ていただきたい」と話していた。揚げ物は2月中頃まで掲げる予定。

大塔川にユニークな揚げ物10体が並んだ

大塔川にユニークな揚げ物10体が並んだ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る