マナー守り安全な祭りに
祭典関係者が神倉山の石段調査

 神倉神社の例大祭「お燈祭り」を2月6日(水)に控え、舞台となる神倉山で15日、石段検分が行われた。祭典を運営する神倉神社奉賛会や神倉青年団、熊野速玉大社の神職らが538段ある石段を丁寧に調査し、計112か所で補修する必要があることを確認した。
アイキャッチ・石段の安全を確認していく 2 上り子(のぼりこ/あがりこ)が駆け下りる際に石段が動いてしまっては事故につながる危険性があることから、毎年、祭典前のこの時期に実施している。
 検分には神倉神社奉賛会、神倉青年団、速玉大社神職、市観光協会、和歌山森林管理署の職員など13人が参加。1段ずつ石段を上がり、横に移動して何度か踏み込み、気になる部分は手で揺らすなどして、浮きや緩みがないかを調査。不具合があればチョークで印を付けていった。
 この日見つかった補修が必要な石段は、鳥居から「中の地蔵」までに41か所、中の地蔵から山頂までに68か所、満山社で3か所。祭りの当日までに固定する作業を行うという。
 奉賛会の猪飼三雄会長(76)は、酒に酔った状態で入山したり、酒を隠し持って山に入ったりする参加者が後を絶たない状況に危機感を示し、「祭りのマナーを守って安全にのぼってもらいたい」と話した。
 お燈祭りの当日は、白装束に荒縄を巻いた上り子が、松明(たいまつ)を手に神倉山に入山。「ワッショイ、ワッショイ」と気勢を上げながら石段を上り、同神社の御神体「ゴトビキ岩」のある山頂に待機する。御神火を受けた大松明からそれぞれの上り子の松明に火が分けられた後、午後8時ごろに山頂の神門が開き、上り子が一斉に下山。燃え盛る松明で神倉山赤く染まることから「山は火の滝下り竜」と称される。

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