熊野那智大社
竣工式に向け結束深める
境内施設整備事業で会議

4・1那智大社1 熊野那智大社の御創建1700年を記念した「境内施設整備事業」における第7回工事関係者会議が8日、同大社社務所で開催された。工事関係者や行政職員が参加、作業の進捗(しんちょく)状況や今後の見通しを報告するとともに業者間での打ち合わせも行われ、4月19日に斎行(さいこう)される竣工(しゅんこう)式までの施工完了に向け連携を強めた。
 現場視察に先立ち行われた関係者会議には各分野の工事関係者、行政職員、同大社職員が出席。男成洋三宮司は冒頭で「全体の竣工を前に、関係者のみではあるが4月19日に竣工式を行う」と報告。関係者は「竣工式に余裕を持たせ3月中の施工完了を目指す」と目標を共有した。会議では各関係者が施工の進捗状況や今後の見通しを報告するととともに、一度に複数業者による施工が行われる箇所について、順序や時期など綿密な打ち合わせが行われた。
 続いて行われた現場視察では、拝殿・授与所・書務室を訪れ、実際の進捗状況を確認し各懸案課題について意見を交わした。その中でも書務室の施工に関しては慎重な議論が進められた。
 拝殿隣にある授与所の後方に位置する書務室には、一部増築した形跡があり、その増築部分が地盤沈下により、青岸渡寺方向に最大で20センチ傾いている。そのため、沈下分だけ床を高くする予定だが、授与所と書務室をつなぐ階段に不自然な段差ができ、転倒などの危険性があることから対策を協議。また、床が高くなるとトイレへの扉の間口が低くなるため配慮が必要などと山積する課題に追われた。
 このほか、「これまで開扉できなかった拝殿後方の扉を開扉できる状態にする」と新たな計画も発表。拝殿後方の扉からは神殿を拝すことができ、毎日開扉されるようになるという。
 男成宮司は「順調に工事が進むのも、皆さんが一所懸命に作業していただいた賜物。寒い時期に作業される方は大変かと思いますが事故なく、竣工式までご協力お願いします」と工事関係者の労をねぎらった。

本殿屋根を視察する関係者

本殿屋根を視察する関係者

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