「一人の犠牲者も出さない」
消防出初め式で士気高める

 新宮市消防出初め式が6日、市福祉センターであった。消防職員57人、消防団員225人、婦人防火クラブ74人、少年消防クラブ8人のほか関係者が出席。屋内の部の式典では、平成23年に発生した紀伊半島大水害をはじめとする災害被害者や殉職者に対して黙とうをささげた後、防災活動に貢献した団員や一般表彰を実施。田岡市長や川嶋消防長ら来賓が感謝を伝えた。その後、屋外の部では、緑丘中学校吹奏楽部の演奏で分列行進が行われ、一斉放水で士気を高めた。

1・1新宮市消防出初め式1 田岡市長は団員と婦人・少年防火クラブ、自主防災組織に感謝を述べ、昨年、全国で頻発した災害を振り返り、「『一人の犠牲者も出さない』という強い信念のもと、防災対策の一層の強化・充実を図りたい」とし、「地域防災力の中核である消防団の皆さまや防火・防災組織の皆さまとタッグを組んで『安心で安全な魅力ある新宮市』をさらなる高みへ、全身全霊で取り組んでいく」と意欲を示した。
 市議会の屋敷議長は「昨年は4件の火災が発生しておりますが、命を落とされた方は、幸いにも無かったと聞いております。これもひとえに皆さま方の迅速な消火活動の賜物と、あらためて感謝を申し上げます」と関係者を労った。
 表彰状授与と伝達、来賓による祝辞、祝電・メッセージ紹介の後、川嶋消防長が昨年の出動状況を報告。北山村を含む火災件数は5件で、昭和21年に新宮市で火災統計を開始して以降もっとも少ない件数。救急件数は1512件で前年比133件の減少、救助件数は22件で平年並みだった。
 「南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害の発生が危惧されている中で、消防本部、消防団、婦人防火クラブはもとより、地域の防災関係機関や自主防災組織の協力を得ながら、防災力の底上げに一丸となって取り組む必要がある」と力を込めた。
 屋外の部では、緑丘中吹奏楽部14人が『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの楽曲を圧巻のパフォーマンスで披露。その後、同吹奏楽部の演奏に乗って、勇壮な分列行進、最後には市庁舎に向け一斉放水し、式を締めた。

1・2新宮市消防出初め式2

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