「活動の場 早くつくって」
市長と議長に陳情書提出へ
新宮市文化協会

1・文化協会役員会 新宮市文化協会は28日、市役所で役員会を開き、旧丹鶴小学校跡地への建設予定の文化複合施設建設に関して、早期建設を求める要望書を年明け早々に田岡実千年市長と市議会の屋敷満雄議長に提出することを決めた。鈴木啓司会長は「市民会館が閉館してもうすぐ3年になる。イベントを行うにも会場がなく、よそで間借りしている状況が長く続いており、とにかく早く活動の場をつくってほしいという気持ちだけ」と訴えた。
 文化協会は市内で活動する文化団体34団体が加盟している。早期建設を求める陳情書は今年2月に田岡市長に提出していたが、国の都市再構築戦略事業の期限(2021年3月)が迫っていることから、再度要望することにした。併せて、予算の審議を行う議会に対しても思いを届ける。
 9人が出席した役員会では、鈴木会長が要望書の素案を示し、全会一致で承認となった。意見交換では、「陳情は何度行ってもいい」「この機会を逃したら財政が厳しい新宮市で将来文化ホールは期待できない」「文化の拠点を早く。補助金を出してもらえるときにしないと子どもや孫たちもかわいそう」などの声が上がった。
 また、現状の活動について、市民音楽祭をいろいろな会場で行っていることや、各団体の活動では紀宝町のまなびの郷の予約がなかなか取れないため、串本町や熊野市の会場を使用するのが多いということが報告された。
 文化複合施設を巡っては、今年1月、旧丹鶴小学校跡地の西側(熊野大橋側)に1棟を建設し、1〜3階にホール、4階に図書館を配置する基本設計案を市当局が示した。一昨年の春頃、建設予定地から遺跡が見つかったことで、その保存方法と建物配置を巡って議論となり、市当局は2棟案を中心に配置を検討してきたが、国や県と協議するなか、一転、大型土坑列より東側(旧市民会館側)の貴重な遺跡の上には建設せず、機能を一つに集約する西側の1棟案を示した。基本設計が終了し、6月から実施設計を進めている。来年4月に着工予定。

文化複合施設に関する動き
2011年  2月
 文化複合施設 基本計画決定
2011年  9月
 紀伊半島大水害発生 計画延期
2014年  8月
 国土交通省 都市再構築戦略事業 採択
2015年  3月 
 業者選定で3棟案を選出
2015年  7月
新宮城下町遺跡発見
2016年  2月
建設費高騰のため熊野学センター棟を断念
2016年  5月
川湊遺跡発見
2017年  6月
建物配置再検討を開始
2018年  1月
 遺跡保存のため西側1棟案を提示
2018年  6月
 基本設計確定 実施設計に着手
2019年  4月
 着工予定
2021年  3月
完成予定

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