まちなか観光の振興策
「新宮にどう人を誘導するか」
積極的に意見交わす

1-1 新宮市の観光振興を考える 平成30年度第5回新宮市観光振興委員会が6日、同市役所であった。森本祐司委員長はじめ観光関係者らが出席し、新宮市の観光振興の取り組み実績などを確認。まちなか観光を推進する、熊野速玉大社での「神職体験」や「せんぺろ対抗戦」といったさまざまな企画を通じて、これからも観光客誘導のために取り組みを進めていく意識を強めた。
 神職体験は、11月12日に行われた「世界平和祈願祭」に合わせて行われ、外国人観光客ら3人が神事の流れを体験するとともに、実際に祈願祭にも参加した。参加者からは「ここだけでしかできないとても貴重な体験」「神聖な雰囲気に包まれて感動した」という感想があった一方、マナーや決まり事が難しかったという声や、覚えることが多くて疲れたという声も挙がった。これらを踏まえ、同大社とも連携して式の簡略化や式中に解説を加えるなどして見学者に「式典の見せる化」を図ってはどうかという改善点が示された。
 せんぺろ対抗戦は、「1000円で熊野の美味いをペロリと楽しむ」をコンセプトに、市内のホテル8か所、市内飲食店10店舗と協力して実施する食イベント。対象のホテルで宿泊する人が、飲食店10店舗で利用できる割安チケットを購入できる。価格は1000円で、1500円程度の料理が食べられる。期間は12月1日〜3月31日までで、宿泊客に新宮の食の魅力を感じてもらい、次の1軒、さらにその次の1軒と広がっていくことに期待が持たれている。
 これに関して、宿泊者のために作られたイベントだが、宿泊者だけにとどまらず、それ以外の人にも参加できるようにしてはどうかという意見や、まずは予定通り宿泊者限定でやるほうがいいという意見が交わされた。
 このほか、外国に向けた情報発信にも力を入れていき、「まちなか観光」への流れを強化していくことを確認。次年度の計画として、さらなる観光価値を高めるための周遊ルート開発、商品販売の仕組み構築、お土産開発などを示し、これらを実行するための仕組みづくりも並行して進めていく。
 森本委員長は、神職体験の成功やせんぺろ対抗戦での参加店舗の意欲を肌で感じたと手応えを示し、今後に向けて「インバウンドを含めた流入人口の増加を図らなければ新宮市の経済が危うい」と危機感を示し、観光客が増える観光にしなければならないと力を込めた。

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