「意識的な交通安全の実践を」
2日連続 新宮市内で死亡事故
新宮署が一層の注意喚起

 わかやま冬の交通安全運動が12月1日から10日まで実施されているが、新宮市内で12月に入って2日連続で交通死亡事故が発生したことを受け、新宮署は一層の注意喚起に努めている。樋口勇作交通課長は「師走に入り、何かと忙しくなり、飲酒の機会も増えますが、『安全は全てに優先する』との意識をしっかりもってほしい」と呼び掛けている。

 交通死亡事故は1日未明、新宮市千穂の国道42号で車が道路上にいた女性をはね、2日午前には同市春日の市道交差点で車が横断中の自転車の女性をはねた。同署管内で、2日連続で交通死亡事故が発生したのは平成14年12月28日・29日(新宮市・那智勝浦町)以来。
 今年は事故件数が減少傾向だが、重傷以上の事故の特徴を見ると、出合い頭や、歩行者・自転車が当事者となる事故が目立っている。交通安全運動は10日までだが、樋口課長は「運動期間が終わっても、安全運転に終わりはない。運転するしないに関係なく、外出した際は『意識的な交通安全の実践』をお願いしたい」と強調する。
 具体的に車の運転者に対しては「車両運転者は運転中は運転に集中し、漫然運転にならないことが大切。また、当然のことだが、飲酒運転は問題外。『飲んだら乗るな。乗るなら飲むな』を厳守すること」と訴える。
 一方、自転車や歩行者には「危険予測をしっかりとお願いしたい。車両運転者が『かもしれない運転』をするのと同じように、歩行者についても、『交差点で横から車が飛び出してくるかもしれない』『自分の進行方向が青でも、右左折する車が走ってくるかもしれない』など、自分が正しい交通ルールを守るのはもちろんだが、『もしかしたら、交通ルールを守らない車があるかもしれない』との意識をもち、安全確認をしっかり行ってほしい」と話す。
 さらに、暗い色の服装は目立ちにくいため、夜間に外出する際には意識して明るい色の服を着たり、反射材を身につけたりすることも大切という。反射材は、同署でも在庫がある限り無料で配布する。
 このほか、樋口課長は「年末は飲酒の機会が増えるため、新宮署にも人が酔って道に寝ているなどの通報が入ることも多い。路上で寝込んでしまうのはもちろんだが、泥酔状態で歩いて帰ることも転倒の可能性があり非常に危険。飲酒する際には自分の酒量の限界を把握し、飲み過ぎに注意してほしい」と訴える。
 また、友人がかなり酔っていると感じたときは、飲んでいない人が家まで送ってあげたり、家族やタクシーを呼んであげたり、ちょっとした気遣いをすることで重大事故の防止につながるとしている。

新宮署管内の交通事故
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※12月3日現在
※田辺市本宮町は4月1日以降の件数

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