仙人風呂作り続けて30年
和泉さん 「とにかく丁寧に」
22日の開設へ 作業進む

2・1仙人風呂づくり2 田辺市本宮町の川湯温泉街を流れる大塔川の河原に、毎年恒例の冬の風物詩として親しまれている大露天風呂「仙人風呂」が22日の開設(予定)に向け、急ピッチで風呂づくりが進められている。毎年、仙人風呂実行委員会(会長・小淵誠)から委託を受けて、仙人風呂を約30年にわたって作り続ける和泉喜久一さん(72)に話を聞いた。
 和泉さんは「毎年、大きな淵を埋めてから、お風呂の枠を置いて、成形し、仙人風呂を作る。例年だと1週間前後で完成する。今年は、風水害の影響もあり、半分程度の大きさ。4〜5日で作業が終わる」と述べた。
 和泉さんは、昭和21年9月29日に田辺市中辺路町(旧西牟婁郡中辺路町)で生まれ、半世紀以上を田辺市本宮町桧葉で過ごす。20歳の時に土木会社に入社。以来、土木一筋に、この道50年以上の大ベテラン。
 仙人風呂作りは、「最初は会社の仕事としてやっていたが、この20数年は個人的に依頼されてやっている」と話した。過去には「完成した後で大雨が降って、土砂が流れ込み、やり直し…なんてことが2〜3回はあっただろうか」と苦労を振り返った。
 仙人風呂を作る心構えとして、「仙人風呂を楽しみに待っている人のために、とにかく丁寧に作ることを心がけている」とはにかみ、「今年は、広さこそ半分程度になるが、みんなの思いでオープンする。楽しみにしてほしい」と思いを語った。
 小淵会長は「長年、和泉さんに作ってもらっている。やり方を覚えておられ、私たちが知らないことでも知っておられる。和泉さんがいないと不安になる。人柄もよく、重機の操作も上手い。仙人風呂を復興の証しとして、みんなで決めた。がんばって作るので、ぜひ、お越しください」と呼び掛けている。

ベテランの技術で重機を操る和泉さん

ベテランの技術で重機を操る和泉さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2018年12月
« 11月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る