早朝 一歩一歩遥拝所へ
伝統の「ねんねこ祭り」
串本町田原の木葉神社

朝日を浴びながらゆっくりと進む

朝日を浴びながらゆっくりと進む

 串本町田原の木葉神社(井谷正守宮司)で2日、県無形民俗文化財に指定されている、例祭「ねんねこ祭り」が行われた。
 この日は天候に恵まれ、頭におひつを載せたご飯持ち巫女(みこ)らの「朝日遥拝行列」やユーモラスな神事を見物しようと、県内外からの大勢の参拝客でにぎわった。
 例祭は大きく
 ▷朝日遥拝行列
 ▷本殿大前の儀
 ▷子守り神事
  ―で営まれる。神功皇后の皇子愛育の故事に由来すると伝えられる「ねんねこ神事」は、日の出から拝礼所までおひつを頭に載せた童女が、鈴の音に合わせ一歩一歩、1時間近く掛けてゆるりゆるりと歩くことから始まる。
 例祭は前夜から社務所で仮泊していた斎主・神職・祭典奉仕者が、夜が明けると神前に参入。祝詞奏上を済ませ、日の出を拝むために行列して遥拝所へ。天蓋を持った若者を先頭に高張竿灯・潮桶を持つ女性、それに次いで御飯持ちが続く。ご飯持ち巫女は宮本凛さん(古座小2年)が務めた。井谷宮司が振る鈴に合わせて、ゆっくり歩いた。
 例祭後半の子守神事は拝殿で斎行。祭典後は青年たちの獅子舞披露と餅まきも行われた。宮本さんは「ちょっと重かった。手が冷たいけど頑張りました」。また、アメリカ・ロサンゼルス在住の後藤初子さん(82)は故郷の祭りに参加。「アメリカから帰省して御幣持ちの役目で参加しました。いい思い出になりました」と笑顔で話した。

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