御代替わり 平和で幸せに
熊野速玉大社 新宮駅に小絵馬を授与
拝殿には大絵馬を設置

大絵馬が飾られ、小絵馬が手渡された

大絵馬が飾られ、小絵馬が手渡された

 新宮市のJR新宮駅へ飾られる、来年の干支(えと)「己亥(つちのとい)」が描かれた小絵馬の授与式が1日に熊野速玉大社で行われ、新宮駅の職員が同大社の上野顯宮司から絵馬を受け取った。
 小絵馬はヒノキ製で、縦約0・75メートル、横が約1・1メートル。上野宮司が手がけたもので、湿気、色落ち対策としてアクリル絵の具が用いられている。清らかさを表す白で着色された母イノシシが、同大社のご神木で平和の象徴でもある梛(なぎ)の枝をくわえ、2匹の子どもを優しく見守っている。さらに、来年から新たな元号に代わる「御代(みよ)替わり」であることを示すため、絵馬には初代日本天皇である神武天皇が即位したとされる紀元前660年を基準に、そこに2019年を加えた「皇紀2679年」と記されている。新時代の幕開けを力強く踏み出せるよう、イノシシの特徴である勢いや力強さと、子孫繁栄や災害に負けず力強い人生を歩むことができるようになどの願いが込められているという。
 上野宮司は、「国内外で災害や戦争が多発しておりますが、それに負けない強い思いを持って、新しい国づくりに励まなければ。正月にお参りに来られない人も多く、一足先に絵馬を掲げております」と語った。
 また、小絵馬とともに制作された縦1・5メートル、横2・1メートルの大絵馬は同大社拝殿に設置された。小絵馬と同じ構図だが、大絵馬のイノシシは父親をイメージして描かれている。大絵馬(父)は拝殿で掲げる位置から本殿に向かうように、また小絵馬(母)は電車から降りて開札に進む乗客を歓迎するよう顔が右向きになっている。
 新宮駅には、毎年、同大社と熊野本宮大社、熊野那智大社から小絵馬が授与されている。熊野三山の小絵馬は今月中旬に駅構内に飾る予定。

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