「これからは〝書く力〟必要」
新宮高で進路講演会
数値もとに詳しく解説

2年生対象の講演会の様子

2年生対象の講演会の様子

 和歌山県立新宮高校で6日、1・2年生を対象とした進路講演会があった。最新のデータをもとに受験に対する対策や心構えのほか、2020年から開始される大学入試共通試験についても学んだ。
 2年生対象の講演ではKE教育コンサルタントの蔵下克哉代表を招き、「大学入試の現状と今後の心構え」をテーマに、入試に対する取り組み方や現在の社会が求めている人材、大学運営の現状、2020年から開始される大学入試共通試験について数字をもとに解説した。
 蔵下氏は「なんとなく大学へ進学するようではいけない。これから10、20年後に必要とされるキャリアを見据えて大学選びをする必要がある」と呼び掛けた。さらに、「今後AI技術の発展が予想されるが、確かな学力を身に付け、AIを活用することのできるスキルが求められる」と説明した。
 現行のセンター試験のような単一的な回答方法だけでなく、より「書く力」が重要視される試験が徐々に開始されているとし、「普段の授業でも能動的にノートをとることを習慣付けることが重要」と今後の授業に対する向き合い方を示した。
 また、「高校2年生の時期は学習時間が二分化するためライバルに差をつけやすい時期。高3になると浪人生と戦う必要があるため、高2の2学期までに教科書の内容を徹底的に学習し、基礎を作ることが必要」と勧めた。
 大学運営の現状にも言及。地方の大学や小規模な大学は存続のために統合を始めているが、大規模な大学間でもそれが起こっている。これから先、社会で求められる人材の育成と経営のスリム化を目的により大規模な総合大学が誕生すると話した。受講した生徒らは、資料を片手に講演の内容を事細かに書きとめた。

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