凛として堂々と咲く
アサマリンドウ開花
妙法山阿弥陀寺

群生するアサマリンドウ

群生するアサマリンドウ

 那智勝浦町南平野の妙法山阿弥陀寺でアサマリンドウが満開を迎えた。阿弥陀寺の境内には四季折々の山野草が咲き、アサマリンドウは秋の風物詩として親しまれ、開花を心待ちにしている人が多いという。同寺を訪れた参拝者は、鮮やかな青紫色をした花が胸を張ったように咲く姿に感動した様子で、熱心に写真に収める姿も見られた。
 アサマリンドウは三重県の朝熊(あさま)山で初めて確認されたことからこの名がつけられたといわれている。阿弥陀寺では古くから参道のさまざまなところに自生していた。根が健腸薬になるということもあり乱獲され、生息数を大幅に減らしていたが、30年ほど前からは境内の火生三昧跡に群生をはじめ、現在では見事な花を咲かせるようになった。例年10月初旬から咲きはじめ、中旬ごろには草丈10〜25センチほどの美しい花を咲かせ、11月初旬には散ってしまうとのこと。
 同寺は、あえて手入れをせず肥料なども与えないことで、自然のままの姿を残している。また、数年に一度は自家毒で個体数を調整しているので密集しすぎることもなく、毎年美しい姿を見せてくれる。
 谷宏之住職は「妙法山にはヤマジノホトトギスやセンブリ、バイカオウレンなど四季折々の山野草が咲くので、お参りの方がここにあってこそと愛でてくれるよう、できるだけ山野草の紹介をしています。また、妙法山は山野草の宝庫なので、できるかぎり自然のまま残していきたい」と山野草に対する思いを語った。
 問い合わせは、妙法山阿弥陀寺(電話0735・55・0053)。

鮮やかな青紫が映える

鮮やかな青紫が映える

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