議員定数 2人削減
17→15 新宮市議会で可決
来年の選挙から施行

 新宮市議会9月定例会で27日、議会改革調査特別委員会から、市議会議員の定数を現在の17人から2人減らし、15人とする改正案が提出された。市民アンケートや議員意向の調査結果、ひっ迫する市財政の状況などをふまえてのもの。議員報酬の削減提案がなかったことに一部苦言はあったものの、賛成多数で可決。次回(来春予定)の選挙から施行されることが決まった。

削減案に起立賛成する議員ら

削減案に起立賛成する議員ら

 同特別委は昨年9月に設置、議会改革を協議してきた。田花操・委員長は提案理由説明で、多角的視点での調査検討から、「新宮市の人口規模で市民の声を吸い上げることを考えれば、削減は15人までが限界との結論に達した。議会内の2つの常任委員会も7人を確保すべきとの考えに至った」と話した。
報酬に関する苦言には田花委員長は「来年の選挙に間に合わせるためには、9月定例会での上程がリミットだったので、(合意形成が比較的容易な)定数を先行した。報酬は(市長が任命して民間人で組織する)特別職報酬等審議会の意見を聞き、特別委で協議していければ」と応じた。
 大西強議員は、賛成の立場で討論。しかし市民アンケートでは定数と報酬の両方の削減を求める結果だったとし、「市民の意見を聞くなら、定数削減に同意は当然。しかし、報酬削減も希望する。提案が定数削減だけなのは残念。近い将来、報酬削減の議案も提出してくれることを条件に賛成」と釘を刺した。
 対して杉原弘規議員は、反対討論。「定数の問題は、全議員の協議をもって進めるべきで、その努力を怠っている。市民とのパイプ役となる議員の定数削減は、慎重な議論が必要かと。全議員で協議して決定をやり直すべき。こういうやり方は議会制民主主義の立場からは問題。同意できない」と批判した。
 賛成、反対は以下の通り。順不同、敬称略。
【賛成】
 東原 伸也、前田 賢一、久保 智敬、榎本 鉄也
 辻本  宏、松畑  玄、松本 光生、田花  操
 濵田 雅美、福田  讓、上田 勝之、大西  強
 大石 元則、北村奈七海
【反対】
 杉原 弘規

■全上程議案を可決

  同日は全議案を可決、9月定例会を終了した。
 ▷新宮城復元等事業
 ▷緑丘中ブロック塀改修   −などの実施を決めたほか、
  追加議案として
 ▷やたがらすサッカー場人工芝張り替え
 ▷新宮港でのバイオマス発電用地売却
 ▷台風20号、21号の災害復旧費としての補正予算
 ▷北村奈七海議員の問責決議   −なども承認した。

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