被災地・広島での活動報告
「ボランティア足りていない」

4・みえ発!ボラパック広島行き2 紀宝町災害ボランティアコーディネーター連絡会(久原章作会長)は13日夜、町福祉センターで「みえ発!ボラパック広島行き」活動報告会を開いた。同連絡会のメンバーや社協職員など24人は「みえ発!ボラパック」の流れ、活動報告など被災地現場の実際を学んだ。
 冒頭、久原会長が「今回、3人のメンバーが(8月中に)中国地方にボランティアに行ってきた。最新の話を聞くことで、皆さんのスキルアップにもつながること。今後の対応を進めていく上で重要なこと」などとあいさつ。
 次いで、社協職員から「みえ発!ボラパック」の流れが説明された。みえ発!ボラパック活動は、出発日の夜、コーディネーター・リーダーミーティングの後、参加者の受け付けを行い、バスに乗り込み出発。早朝、小谷サービスエリアで時間調整の後、着替え、朝食を済ませ広島県呉市に移動。
 午前8時30分ころにくれ災害ボランティアセンター(ボラセン)天応サテライトに到着。9時から午後1時30分まで地元の自治会の指示に従い、現場作業。家に入った土砂出し、床下掃除、土のう袋詰め、土のう袋運び、側溝掃除、雨対策の土のう積み、家財の洗浄など多岐にわたる作業を行った。
 午後2時ごろ、熱中症対策のため、最も気温が上がる午後の時間になる前に作業を終了し、リーダーはボラセンに活動報告、ほかのメンバーは服や長靴に付着した汚れを十分に落としてバスに乗り込み、宿泊施設へ移動。
 午後3時〜4時ごろ市内の宿泊施設に到着。入浴後、仮眠を取り、夕食。夕食前後に全員で活動の振り返り。ミーティング終了後は自由時間となるが、翌日に備え早めに就寝。翌日も同様の活動を行い、午後7時に呉市を出発し帰着する車中2泊、現地1泊の4日間の流れが報告された。

■参加者3人の声

 その後、今回ボランティアに参加した小山益生さん、藤根和子さん、有城安子さんの3人から現地での活動が報告された。
 「学生が多かった。一人で来ている若者もいた。家の中は許可がなければ何も触ることができなかった。聞くのと、実際に現場に行って見るのは大きな違いがある」。
 「活動時間を聞いたときには、昼食時間を除けば、ほとんど活動がないと思ったが、実際に土のう袋詰めなどの作業を行うと大変。われわれは2日間だけ。これを毎日続けている人もいる。熱中症の危険もあり、認識を改めた」。
 「年齢よりも人数が大事だと思う。まだまだ作業がたくさんある。簡単にきれいになるような状態ではない。もっとニーズを出せばいいと思う。残念だ」などそれぞれが報告。
 ヒヤリハットも報告され、「急に日差しが強くなったころに重労働が重なって熱中症になりかけた。みんなの看病により大事には至らなかったが、これからは無理のない作業を心がけていきたい」。
 「ゴーグル、マスクに慣れていないため、視野が狭くなるなど危険を感じた」。「釘を踏んだが、安全中敷きがあったため助かった。泥の中に大量の五寸釘がまざっていた」など現地作業での危険回避を呼びかけた。
 同連絡会メンバーの中村泰士さんは「災害現場でのボランティア経験は何度もあるが、今回現地での状況がよく分かり、被災地ごとで対応や支援のあり方の違いなどを学ぶことができてよかった」と語った。

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