一部宿泊施設で営業再開
台風被害の本宮・川湯温泉

女将の大村良子さん(左)と 再開後初の宿泊客の中谷さん

女将の大村良子さん(左)と
再開後初の宿泊客の中谷さん

 先月の台風20号で大きな被害を受けた田辺市本宮町の川湯温泉で、一部宿泊施設が営業を再開した。
 台風当時、大塔川の氾濫で川湯の宿泊施設は全11軒が浸水。温泉民宿大村屋は1号館・2号館とも浸水被害を受けた。従業員、近隣住民、ボランティアの有志らが、泥出しなど復旧作業に尽力。今月8日、観光宿泊客の受け入れを約2週間ぶりに再開した。
 現在1階は修復中だが2階客室は無事で、2号館の内湯も復活。1号館の食堂は畳を上げてフローリングにするなどして、営業再開した。女将の大村良子さんは「昭和50年からの創業以来、こんな被害は初めて。(再開は)私だけ勇みすぎたかな、皆さんに悪いかなと思うところと、川湯温泉の元気なところを見せたいのと、半分半分です。周りの施設も早く復旧できたらいいと思います」と語った。
 8日は約30人の予約があった。再開後初の宿泊客は、大阪府貝塚市の中谷範典さん、展子さん夫妻。愛犬2匹と共に訪れた。「温泉が腰痛に効くので、以前から湯治に来ていました。道も大丈夫で、予定通り来られて良かったです。海外の方も来て繁盛しておられたので、また頑張ってほしいです」と話した。
 同区では民宿すみやも営業を再開。例年12月には、大塔川河原に冬季限定「仙人風呂」も開設される。熊野本宮観光協会の山下義朗事務局長は「ボランティアさんたちが来てくれて、思ったより早く復旧に取り組めてありがたかった。他の施設も早く再開できることを願っています」と話していた。

復旧作業が進められている川湯温泉(9月8日)

復旧作業が進められている川湯温泉(9月8日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2018年9月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る