現状踏まえ意見交換
「王子地区をむすぶ会」代表者会議

 王子地区をむすぶ会(堀種藏会長)は6日、新宮市王子町の王子会館で平成30年度第2回王子地区をむすぶ会代表者会議を開催した。当日は、会長をはじめ町内会長・福祉関係者・周辺の学校関係者など12人が参加し、地域の現状と第2次新宮市地域福祉活動計画を振り返り、第3次に向けての意見交換を行った。

6・王子地区をむすぶ会

 同会議は堀会長のあいさつから始まり、先日の台風21号や6日未明に北海道胆振地方で発生した最大震度7の地震についても言及し「災害の際には素早い避難を行うよう地域住民に周知してほしい」と協力を呼び掛けた。また、近隣住民からは周辺道路の危険性について指摘があり、登下校時の駐車マナーや通行車両の増加が事故の引き金になると報告した自転車についても、交差点などでの一時停止を行わず、地域住民との接触事故が多発していることや並列運転が目立つなどと報告したうえで、出席した学校関係者に送迎や自転車運転時のマナー向上に関する周知と指導を徹底するよう要請し、学校側もそれに応えると返答した。
 お年寄りと地域のかかわりについては、近年深刻化している核家族世帯の増加により地域との交流が薄れつつある現状を懸念し、地域サロン事業において子どもとお年寄りの交流の場を設け、互いに支え合える仕組みづくりや地域住民が気軽に訪れることのできる場所の設置を提案。参加者全員がそれに賛成し今後実現に向けた調整を関係機関や町内会で行うと決め、地域住民の自主的な活動が重要と付け足した。
 災害時における身体障害者などの支援についても話し合われ、同市から通達があった「災害時に支援が必要な人のリストアップ」について各方面から慎重な意見が出され議論がなされた。参加者から災害時に避難の手助けをすべき人を町内会長は把握しているのか、という質問が起こり、それに対して「把握していない」との返答。他の自治体でも未実施が目立つと答えた。この質問に対して他の参加者からは「プライバシーに反する」「災害時には自身の身を守ることが最優先で、そのような余裕はない」と厳しい意見が続出し、民生委員は、「所持しているリストはあるが、更新されていないため不確かな情報が多い」と話した。
 この議題に関してはプライバシーへの介入が難しく、災害時にその役割が機能するか難しいため、再度全体の意見を取り入れ検討することとなった。

第3次計画移行に行政の先導求める

 来年4月からの第3次計画への移行に関しては、地域福祉の推進地域課題の解決などに地域と行政が取り組み、暮らしやすい地域づくりを目指す、と行政側が大まかな指針などを説明するも、複数の議題を行き来するため議論が進まず、参加者からは「第3次に関する青写真を行政が提示し、それについて意見などを議論すべき。行政が始めたことなので先導しなくては意味がない」と行政に対し積極的な介入を求める声も上がった。
 最後に、同会の今後の在り方について話し合われ、「このようにごく一部の関係者だけが参加しても議決したことが地域には広がらない。予算を使用し会報を作成して広く広報すべき」という意見に参加者全員が賛成し早々に実施されることとなった。
 また、「地区内すべての自治会を土台とし、公民館や役所との連携強化も実施すべき。最初に戻ってやり直そう」と意見が出た。それを受け、広報活動については積極的に行い、組織編成の変更に関してはこの場で出された意見を大切に、代表者でもう一度会議を開き詳細を話し合うこととなった。

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