貴重な経験、将来の糧に
那智勝浦町での研修の成果
京都橘大生が報告

3・研修の成果を報告する 訪日外国人観光客の動向調査などを目的に、那智勝浦町でインターンシップ研修をしていた京都橘大学2回生12人の報告会が6日、同町体育文化会館であった。学生は先月29日〜今月6日までに取り組んだ内容を紹介し、将来への糧とした。また、2日に渡の島で行われた「メッセージ花火」に感動したことや4日に当地域を襲った台風21号にもふれた。
 同大学は一昨年6月に県、同町と「大学のふるさと」協定を締結し、官学での連携を本格化させている。この研修は昨年度から始まった3年計画の事業で、今年は漁港や宿泊施設、駅、バスターミナルなどでの研修を通じて、外国人観光客(インバウンド)の動向などを調査した。
 初日の29日、学生らは大門坂を歩いた後、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、飛瀧神社、那智の大滝を見学。30日以降は、ホテル浦島を拠点に、観光客の出迎えや見送り、観光案内などを通じて交流したほか、町内の商店街をめぐって外国人観光客の利用状況なども調査した。
 唯一の男子として参加した中村倭さんは、ホテルでの「おもてなし研修」を通じて学んだこととして、「お客さまの姿が見えなくなるまでもてなしたり、心から感謝の気持ちを示したりすること」と紹介。また、レストランでの研修については、客が不満を持たず楽しんでもらえる環境づくり、客が思っていることに対して、言われる前に気づいてさりげなく話しかけてあげることなどが求められると気づいたという。今回の研修について、中村さんは「観光協会、役場、その他すべての皆さまに感謝します」と話し、「自分から積極的に動くことが身についた」と締めくくった。
 研修に同行した同大学の福井(弘幸)教授は「若いだけに、いろいろな“気づき”があり、われわれも驚かされた」と学生の様子を語り、「今回できた貴重な体験を今後に生かしてくれると思う」と期待を寄せた。

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