紀伊半島大水害から7年
新宮市 犠牲者追悼の献花
安心安全のまちづくり誓う
「一人の犠牲者も出さない」

【横1段半】犠牲者追悼献花1 「紀伊半島大水害犠牲者追悼献花」が3日、新宮市熊野川町田長の道の駅「瀞峡街道熊野川」であった。市三役や幹部職員、市議会議員など約25人が参列。犠牲者の冥福を祈り、安心・安全を第一としたまちづくりを推進していくことを誓った。

 開会に先立ち、全員が起立して黙とう。田岡実千年市長に続き、参列者が献花。白菊をささげ、静かに手を合わせた。
 田岡市長が「慰霊碑の前に立つと自然災害の怖さをあらためて思う。献花させていただいて、7年前に犠牲になった14人のご冥福をあらためてお祈りしました」と追悼の言葉をささげた。
 また、「本年は既に21個目の台風が明日にでもこの地域に接近しようとしている。最大限の警戒をこれからやっていく。年々、台風の恐怖を感じている。市民の皆さんの安心安全を第一とした町づくりをこれからしっかりと皆さまとともに進めていきたい」との思いを表明した。
 台風21号が4日にも近畿上陸するとの予想を受け、田岡市長は「大変に強い勢力の台風。最大限の備えをこの後すぐにでも会を立ち上げて対応をしていく。とにかく自然災害で一人の犠牲者も出さないという覚悟で、あらゆる備えをし、市民の命をしっかりと守っ【横1段半】犠牲者追悼献花2ていきたい」と述べ、力を込めた。
 平成23年に発生した台風12号により新宮市では、時間雨量130ミリ、総雨量1800ミリを超える記録的な豪雨を記録。土砂災害、浸水、河川氾濫などを起こし、死者13人、行方不明者1人の人的被害と、全壊81棟を含む2968棟(3154世帯)の住宅被害を出した。市内各所では断水、停電、通信遮断されるなど、ライフラインにも多大な影響を及ぼした。
 

大水害の慰霊祭 台風接近で延期
            那智勝浦町

  台風21号の接近を受け、那智勝浦町は4日午後1時30分から、同町井関の紀伊半島大水害記念公園で予定していた慰霊祭を延期する。また、4日未明に同じ場所で追悼行事を開く予定だった那智谷大水害遺族会も行事を延期する。今後の開催日は調整中。

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