保健事業の活発な意見交換
生きることの包括支援目指し
紀宝町保健対策協議会

 平成30年度紀宝町保健対策協議会が8月31日夜、同町神内の保健センターで開かれた。紀宝町保健活動推進員、町内の各種団体代表者ら27人が出席し、町民の健康づくりのために実施する保健事業等の方策を体系的かつ総合的に審議企画し、町民の健康で豊かな生活の向上を図ることを目的に、活発な意見が交わされた。

5・紀宝町保健対策協議会 冒頭、西田健町長が「紀宝町では『子どもたちはまちの宝、高齢者はまちの誇り』をスローガンに、子どもから高齢者まで生涯を通じた健康づくりに取り組んできた。平均寿命とともに健康寿命が延伸しているとの大変うれしい結果も出ている」などとあいさつ。
 その後、同協議会委員全員に西田町長から委嘱状が手渡された。
 次いで、平成29年度紀宝町保健事業実施結果について確認後、平成30年度紀宝町保健事業計画について報告された。
 各種がん検診受診者の減少傾向が継続されている課題について、受診率向上のため、現在までの取り組みを継続するとともに、予防教室や特定健診、講演会の場等を利用した周知強化や、子育て世代層へのがん検診受診勧奨として、保育所や幼稚園に通う園児の保護者向けの周知を図っていく。
 また、検診の結果、「要精密検査」の判定を受けた人の精密検査受診率が100%になるよう、受診勧奨を強化していくなどと意見がまとめられた。

 自覚症状出る前に 予防的に歯科検診

 続いて、町の歯科保健について、町歯科保健プロジェクトチームからは、乳幼児歯科保健の取り組みで健康な歯を持つ子どもが増加。成人期では、40歳から70歳の節目の人を対象とした歯周病健診や各生活習慣病予防教室などで歯と口の健康についてのミニ講話などで周知を図っている。
 平成14年から実施してきた歯周病健診では、40歳でも重度の歯周病を有する人が時々いることから、平成26年度に若い人を対象に歯に関するアンケート調査を実施。その結果、重度の歯周病はいないが、むし歯を放置している人が多いことが分かった。
 結果を受け、「自覚症状が出る前に予防的に歯科を検診し、早期発見、早期治療につなげる。自分に合った予防法を知っていただく」ことを目的とした取り組みを開始している。「どの年齢においても、かかりつけ歯科医を持ち、定期的に口の中のチェックを受けることが大切」と訴えた。
 食育ボランティア「きほう食の会」について報告があり、食生活改善推進協議会から名称を変更し、今年5月に発足した、会員30人からなる食育ボランティアグループと紹介。
 食についての正しい知識と技術を学習し、自分たちやその家族の健康を守るとともに、食を通して健康づくりを地域に広めるため、子どもから高齢者を対象に幅広く教室を開いているなどと説明し、若い人の募集を呼び掛けた。
 引き続き、11月18日(日)午前9時から午後1時まで、町保健センターで実施される「健康チェックデー」について、イベントを活用した若い世代への健康づくりの取り組みを案内した後、「紀宝町自殺対策行動計画」(仮称)策定について、自殺の現状が全国19・6%、三重県18・6%に比して、町は27・2%(平成24〜28年累計より、人口10万対)と高く、自殺防止の対策は急務であると報告された。
 最後に「三重とこわか健康マイレージ事業」について話し合われ、西田町長から「町独自の特典を出せばいい」などの意見が出され閉会となった。

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