高齢者福祉施設の状況
本宮町域の台風20号被害

3・福祉施設状況1 台風20号の影響により田辺市本宮町の高齢者福祉施設は8月23日深夜、四村川沿いの下湯川や大塔川沿いの上大野で浸水被害があった。
 下湯川では四村川が増水し、社会福祉法人熊野福祉会(中岸厤理事長)が運営するグループホーム下湯川苑(中岸賢大施設長)と、隣接する市営四村川高齢者支援ハウスが浸水。支援ハウス入居者6人と下湯川苑入居者16人全員が、同ハウス2階に避難した。同苑は駐車場に約20センチ泥が堆積し、流木も入り込んだ。同ハウスは1階居室まで床上浸水し、泥が流入。26日に市職員がボランティアに赴き、職員らと復旧作業に尽力した。
 両施設を管理する中岸賢大さんは「車椅子の人もいて、避難が大変だった。駐車場や建物に泥が入り、合併浄化槽も被害を受けた。泥が乾いて粉じんになれば、呼吸器に入ったりもする。体調がすぐれない人も出たので心配」と話している。9月から復旧工事を行うため、同ハウス入居者は全員、田辺・新宮など町内外の他施設へ約1か月避難する。
 上大野では大塔川が氾濫し、同福祉会が運営する熊野本宮園(中岸由美施設長)敷地内の住宅型老人ホーム「あさの花」も浸水した。同老人ホームは大塔川から10メートル近く高い所にあるが水が入り、同園建物裏手に河原石が流入。居室は無事だが、駐車場に泥が堆積した。
 同園の堂前明久事務長は台風当日の様子を「過去にここまで水がくることはなかったと、地域の高齢の人も言っている。午後10時30分頃に外を見ると、水が上がってきて驚いた。駐車場まで川のようになり本宮園に避難して、何度も停電して大変だったが、消防署員さんが来てくれて助かった」と話した。
 職員らは泥かきなど復旧作業に取り組み、27日に建設会社が散水。駐車場は復旧したが建物裏手の鉄柵が曲がり、河原石の流入など、台風の爪痕がある。
 なお、同町の本宮高齢者支援ハウス(うらら館)、請川高齢者支援ハウス、三里高齢者支援ハウスに被害はないという。

4・福祉施設状況3

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