紀伊半島大水害から7年
悲しい思い 忘れない
那智谷遺族会 記念公園周辺を清掃
地元建設業有志も協力

2・慰霊碑の周りをきれいにする参加者 平成23年9月3〜4日にかけて当地方を襲った台風12号(紀伊半島大水害)から、まもなく7年となる。那智勝浦町内で犠牲となった29人の名前が記された慰霊碑が建てられている、同町井関にある紀伊半島大水害記念公園で30日、地元有志が集まって清掃活動が行われた。
 大水害の翌年から、那智谷大水害遺族会が水害当日の9月4日未明に犠牲者を悼む慰霊祭を実施しており、これを前に公園と周辺をきれいにしようというもので、今回は遺族会の岩渕三千生代表や地元建設業有志ら12人が参加した。
 参加者は草刈り機を使って周辺の水路、道路、山に生い茂った雑草を刈り取り、公園内では慰霊碑を水拭きしたり、落ち葉を拾い集めたりした。また、先日の台風によって散乱した木片の撤去も合わせて行った。
 岩渕代表は「毎年、地元の建設業の皆さんから『今年もやらんのか』と声を掛けていただいている」と感謝を示した後、「今でも当時の様子がフラッシュバックする。この時期になると、『もし水害がなかったら今ごろどんな生活になっているだろう』と考える」と語った。
 現在、強い勢力の台風21号が日本列島に接近しており、3日深夜〜4日には上陸のおそれもある。岩渕代表は7年前を振り返り、「人の命を守る前に、まず自分の命を守る行動を心掛けなければ」と話した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2018年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る