「新宮を盛り上げたい」
幻想的な灯りに見惚れる
池田町六地蔵まつり

【横2段】池田町地蔵まつり1 キャンドルナイト実行委員会(田中亮委員長)は新宮市池田の葬祭場「あすか斎苑」で26日、地蔵供養イベント「池田町六地蔵まつり&キャンドルナイト」を開いた。市内外から多数の親子連れらが来場し、厳かな六地蔵供養後の各種イベントを楽しみ、幻想的なキャンドルライトに魅了された。
 今年で5周年を迎え、「限りなく透明に近い青」をテーマに実施。池田地区には昔、船着き場(池田港)があり、明治・大正期は帆船が林立していた。六地蔵尊は不慮の事故で亡くなった人々を供養するため明治14年、六角形の柱(6本の木造)を建立。
 まつりは、地蔵尊の供養を行い、手作りキャンドルを灯して平和や無病息災などを祈願するために行われている。毎年恒例の新宮グルメ&イベントなど若者が中心となり企画し、町内会や新宮信用金庫、地元民間企業、市内の飲食店などが協力した。
 来場者はまず、地蔵尊に焼香・供養した後、イベント会場で使用するチケットを受け取り、子どもらはヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、サイコロゲームなどを楽しんだ。
 飲食ブースでは市内の飲食店の屋台がズラリと並び、うなぎ丼やかき氷、クレープ、鳥の唐揚げ、ピザ、焼きトウモロコシ、ポップコーンなどに行列をつくった。
 ステージでは、近大新宮高校中学校吹奏楽部による演奏や、紀宝町鵜殿の小畑豊さんによる南京玉すだれ、ファットダンススタジオのメンバーによるダンス、フラダンスを披露、紀宝町の熊野水軍太鼓保存会が豪快な太鼓演奏で重低音を轟(とどろ)かせ、大いに盛り上がり惜しみない拍手が送られた。
 午後7時30分から、同苑内で5周年の意義を込めた5000個のキャンドルに火が灯(とも)されキャンドルナイトが始まった。市内の幼稚園児や保育園児が願い事を書いて作成したキャンドルをはじめ、来場者が会場で購入したキャンドルの明かりで会場は幻想的な空間が広がった。
 来場者はキャンドルの限りなく透明に近い青の灯りにうっとり。ロマンチックな光景を写真に収めていた。
 杉本晴都くん(神倉小4)は「イベントは全部楽しかった。夜店の食事もおいしかった。弟たちが保育所でキャンドルを作成した。とてもきれいだった。来年もまた来たい」とにっこり。【横2段】池田町地蔵まつり2
 イベントを企画した田中委員長は「全国的に地蔵が少なくなっている。伝統を紡いでいきたい。全国的に見ても多くの人が参加する地蔵尊に育っている。プロの料理人が店を休んでまで出店している。利益目的ではなく新宮グルメで、地域活性化の思いだけで協力してくれている」と語った。
 また、地蔵尊については「幼稚園、保育所の園児たちの祈りが地蔵さんに届くようキャンドルを作成してもらった。今後も新宮を盛り上げるために続けていきたい。キャンドルライトもアート性を強調していきたい」と未来を見据えた。

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