「ダム対策を一番に」
被災住民 状況伝え要望
自民党の二階幹事長が視察

4・二階幹事長日足地区視察 当地方を中心に大きな被害をもたらした台風20号の被災状況を確認し、今後の対応策を検討しようと、和歌山3区選出の衆議院議員で自由民主党の二階俊博幹事長が25日、和歌山県入りし、新宮市熊野川町や田辺市本宮町などを回り、被災地の現状を視察した。
 新宮市熊野川町田長の道の駅「瀞峡街道熊野川」では、二階幹事長と田岡実千年新宮市長が平成23年の紀伊半島大水害による犠牲者の慰霊碑に献花を行い、田岡市長から今回の台風20号での被害状況の説明と要望を行った。続いて、同町日足地区で浸水被害のあった店舗や家屋など3戸を訪問した。
 二階幹事長は田岡市長の説明を受け、片付けをしている店主らから当時の様子や被害状況を聞いた。店主らからの要望にも耳を傾け、ねぎらいの言葉をかけた。二階幹事長は「雨が降りしきる中、どうなるのかという思い。計り知れない恐怖をいつまでも住民の皆さんに与えるわけにはいかない」と述べ、早急に対策を講じると強い決意をにじませた。
 新宮市からの要望は、
 ▷洪水被害軽減のため、熊野川に堆積している土砂を取り除く作業が一層進むように、国管理直轄区間を上流へ拡大
 ▷ダムが設置されておよそ半世紀、人命を最優先としたダム運用を行うため、現行の利水ダムから治水機能を含めた多目的ダムへの変更―の2点。
 同地区(日足工区、能城山本工区)では平成24年度から事業化、平成27年度からは用地交渉を始めている輪中堤、田長工区の河床掘削の完成を目指している。
 寝装品ナカムラの店主の中村八十八さんは「ダム対策を一番に考えてほしいと要望した。浸水被害を受けてつらかったが、二階幹事長が現地を訪ねてくれて心強かった」などと思いを語った。日足雨量観測所では、23日〜25日にかけて総雨量が348ミリを記録した。
 日足地区の視察終了後、二階幹事長は田辺市本宮町川湯地区の視察も行った。

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