被害甚大 懸命な復旧作業
本宮町川湯 床上浸水、路肩欠損

 台風20号の影響により、田辺市本宮町は23日夜に川湯地内で大塔川が氾濫し、同区は甚大な被害を受けた。宿泊施設や民家で床上22棟、床下2棟の浸水被害があり、住民らは泥出しや片付けなど復旧作業に追われている。同区を通る県道静川請川線は路肩欠損し、通行止めとなった。

1・川湯地区台風20号被害で泥かき 台風20号は、発達し非常に強い勢力となり四国の南を北上し、徳島県南部に上陸。日本海に進む経路を取り、台風19号の影響もあって、紀伊半島の太平洋側の南東向き斜面を中心に大雨となった。累積雨量は本宮町静川で552ミリを記録した。
 同区で温泉民宿大村屋を営む大村良子さんは「7年前の水害より高い水位だった。冷蔵庫が浮いて通れなくなって、2階に上がる階段のなかばまで水が上がった」と話している。
 24日から市職員が現場に入り、25日朝には同職員ら約70人がボランティアで復旧作業に赴いた。浸水した家具などを運び出し、重機の入れないガレージ内の泥かきなど、手分けしてさまざまな作業を行った。地区住民は「民宿前の吊(つ)り橋に流木が乗っかるぐらいの水が出た。ここまで浸かったのは初めて。ボランティアに大勢来てくれてありがたい」と話した。
 田辺市消防署本宮分署職員約10人もボランティアに入り、洗浄作業などを行った。同市社会福祉協議会本宮地区事務所の柿平育治主任は「今後ボランティアセンターを立ち上げるべく、検討していきたい」と話していた。

2・本宮町川湯の道路欠損

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