職員対象 医療的ケア研修
基本学び、グループで演習も
みくまの支援学校

3・参加した職員たち 県立みくまの支援学校(稲田進彦校長)で24日、職員約60人を対象とした医療的ケア研修「医療的ケアの文化をつくる〜特別支援学校における医療的ケア実施の経緯と意義について〜」が開かれた。
 前・和歌山県医療的ケア協議会会長で県立紀伊コスモス支援学校元校長の田中資則さんが講師を務め、職員らは医療的ケア(以降、同ケア)についての学びを深めた。講演後はケアに関する演習を行った。これまでは対象教員のみだったが、職員全体での研修は初めて。
 文部科学省によると、同ケアとは法律上の定義される概念はないが、一般的に学校や在宅等で日常的に行われているたんの吸引、経管栄養、気管切開部の衛生管理等の医療行為(特定行為)を指す。平成24年の制度改正により、看護師等の免許を持たない人でも、研修を修了し各都道府県知事に認定された「認定特定行為業務従事者」なら、一定の条件下で前述の特定行為に限り、実施できるという。なお、同校の児童生徒78人のうち、3人が同ケアの対象。
 稲田校長は「医療的ケアの基本的な考えやシステムについて、職員の皆さんに関心を持っていただき、身近に感じてほしい。またとない機会。私も勉強したいと思う」とあいさつ。ケアと教育についての制度づくりを中心的に行ってきた田中さんは、ケアを必要とする子どもたちが安全・安心に学校生活を送ることができるように支えることであり、そのための手段であると目的を説明。その後も事例を挙げながら、ケアについての講演を行った。その後は喀痰吸引や胃ろう経管栄養(滴下)(半固形)などの医療的ケアについて、グループに分かれて演習を行った。

4・田中さんが医療的ケアについて講演

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