最高の「花火の一日」
熊野大花火大会
幻想的な光の絵巻 歓喜の響き

1・熊野大花火大会 紀伊半島最大規模を誇る夏の風物詩、熊野大花火大会が17日、熊野市の七里御浜海岸であった。西寄りの強い風が煙を流す絶好のコンディションで、世界遺産「鬼ヶ城」を背景に、大海原に繰り広げる約1万発の豪快な光の絵巻と轟音(ごうおん)が17万人(主催者発表)の見物客を魅了した。
 朝から青空が広がり、地元住民をはじめ、帰省者や観光客らが早い時間から続々と来場した。
 初精霊供養、大会本部長のあいさつに続き、午後7時10分から花火の打ち上げが始まり、追善供養の花火やスターマイン、全速力で走る2隻の船から、点火した花火玉を次々と投げ入れる海上自爆、鬼ヶ城と複数の台船から同時に打ち上がるワイドスターマインなどが続き、終盤に直径600メートルの半円を描く三尺玉海上自爆がさく裂。カウントダウンに合わせて爆音や爆風とともに巨大な弧を描き、観客は大迫力に歓声を上げた。フィナーレの鬼ヶ城大仕掛けは、色とりどりの大小さまざまな花火が休む間もなく花開き、世界遺産を美しく染めた。
 沖合では「飛鳥Ⅱ」「ぱしふぃっくびいなす」「ダイヤモンドプリンセス」「にっぽん丸」に加え、今年初めて訪れた13万7936トンの「MSCスプレンディダ」の豪華客船5隻が停泊し、乗船客らは船上から花火を満喫。終了後には携帯電話などをかざして花火師に感謝を伝える「光のメッセージ」が海岸を彩った。

■救急搬送7件

 熊野市消防本部によると、花火関係の救急搬送は、終了後の午後9時30分から18日午前0時までに7件あった。また、熊野署によると、同日朝から18日未明にかけての管内交通事故は物損8件で大きな事故もなく平穏で、国道42号の渋滞は会場付近を先頭に、小阪トンネル付近まで最大で8キロで、昨年より1キロ短かった。
2・熊野大花火会場の様子

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