家計に痛手 野菜の高騰
気象状況が大きく影響か
安価なカット野菜で対応も

4・キャベツ 日本各地での猛暑や降水量の減少、豪雨災害などの影響で野菜の価格高騰が続き、紀南地方も例にもれない。
 新宮市のスーパーマーケットにおける今年の5月下旬の平均販売価格と今月13日時点の店頭販売価格(いずれも税抜)を比較すると、ダイコンが2・2倍、ナス(2本)が1・5倍、ピーマンは1・8倍など軒並み2倍前後の高騰だ。この季節に旬を迎えたトマトが1・4倍、キュウリは2・3倍とこちらも高値となっている。
 新宮市にあるスーパーマーケットの農産担当者によると「相場の変動に伴う価格の変化を最小限に抑えるためグループ会社全体で仕入れ、価格を抑える努力をしている。また、カット野菜やモヤシなど比較的安価で購入できる商品を取りそろえることで少しでも安く購入していただけるような努力も続けていきたい」と現状を語った。
 農林水産省が1日に発表した、東京都中央卸売市場での価格変動を調査したところ、前年比でダイコンが57%、ナスが26%などと高値を付けている。ダイコンは北海道で6月中旬以降の長雨、日照不足による出荷量の減少。ナスは群馬県において7月中旬以降の高温により落花が発生したため、出荷量が減少など気象状況による影響が大きい。また、台風などによる被害で農家が休業を余儀なくされたことも背景にある。 
 串本町在住の主婦(65)は「青物の値段が上がっているので購入を控えている。野菜が食べたくなった時は冷凍野菜を購入するか、家庭菜園で栽培しているものを使用するように心がけている」と話した。
 例年、市場の盆休みが明けた最初の取引で野菜の価格は下がる傾向にあるが、今年はどのような市場価格になるかは今のところ不明。17日以降の販売価格の変動から目が離せない。

5・カット野菜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る