専門知識 将来に生かす
マレーシアの大学生
近大水産研究場で研修

3・研修中のシャフィーさん(左)とエルヴィンさん 高い技術を持つ日本でクロマグロやマダイの養殖について学ぼうと、現在、マレーシアのサバ大学の学生2人が近畿大学水産研究所の浦神実験場(那智勝浦町)で研修している。6月30日からスタートしており、9月13日までの76日間。
 マレーシアの養殖業界のリーダーを養成し、日本とマレーシアの国際交流に寄与するため、両大学は平成16年に国際協力事業学術協定を締結。それ以降、毎年近大がサバ大学の生徒を研修生として受け入れており、総勢109人。今年の受け入れは8人で、浦神実験場の2人以外に、白浜町の白浜実験場で4人、串本町の大島実験場で2人が研修を行っている。クロマグロやマダイの飼育実験のほか、養殖作業、餌の分析などを行う。
 浦神実験場で研修しているのは、厳しい選考基準を突破して選ばれた、シャフィーさん(22)とエルヴィンさん(22)。取材に訪れた23日はクロマグロの稚魚への餌やりなどを行っていた。餌は配合飼料で、午前6時から午後6時まで、おおむね2時間おきに一日6回行う。
 研修の動機について、2人は水産業や日本の文化を学び、知識を増やしたいという。このほか、シャフィーさんは「日本はマレーシアに比べて、時間やマナー、周囲の環境整備などがきっちりしており、そういった精神も学びたい」と話した。エルヴィンさんは「知識を母国に持ち帰り、将来につなげたい」と話した。
 マレーシアは赤道に近く熱帯雨林気候であるため、年間通じて暑い国ではあるが、2人によると、今の日本はそれを上回る暑さだという。「日本の方が暑い」。そう2人は声をそろえた。

4・クロマグロの稚魚にエサやりする

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