伝統的な武道の教え学ぶ
新宮なぎなたクラブ指導で
「園児の成長楽しみ」

【横2段】丹鶴幼なぎなた教室 新宮市立丹鶴幼稚園は12日、「なぎなた教室」を開いた。5歳児31人が新宮なぎなたクラブの佐藤伊紀さんらの指導を受け、正座の仕方、礼儀、なぎなたの基本動作など、古くから伝わる武道の教えを学んだ。
 年間を通して毎月1回行う予定で、今回は今年の1回目。園児らは伊藤さんらの指導で「なぎなたは裸足で行うもの、靴下と靴を脱いで、整理しましょう」と呼びかけられ、全員が裸足になり、その後、準備運動で身体をほぐした。
 続いて、正座の仕方を教わる。左足を引き、膝を曲げる、左足を床に付ける、右足を左足にそろえ、足首をそろえて座る。次いで、なぎなたの紹介があり、昔の戦(いくさ)で使われていた武器、剣道から発展して遠くの相手にも使えるなぎなたが発明されたと語った。
 弓矢の普及ですたれてしまったが、武家のお嫁さんが身を守るために習っていた。戦前は女性が体育の授業で習っていたが、戦後に武道全般が禁止。その後、心と身体を鍛えることを限定し禁止が解かれ、各流派の先生が集まり統一したのが、今のなぎなたと話した。
 先端部分の「切先(きっさき)」や反った「刃(は)」、柄には「石突(いしづき)」があると、なぎなたの構造を説明。約1・6メートルの子ども用なぎなたを持ち、「自然体」「中段の構え」「送り足」といった基本動作を実践。
 佐藤さんの「構え!」や「前!」「後!」の掛け声に合わせ、園児は真剣に前進、後進を繰り返し、基本動作を身に付けた。
 佐藤さんは「元気よくやっていた。最初にしてはがんばった。幼稚園児の一年はすごく大きく大切な時間。できなかったことが、できるようになる成長を見守りたい」とほほ笑んだ。
 下岡容子園長は「みんなであいさつ、礼儀、協調性などを古くから伝わる武道から学ぶことは大切なこと。佐藤先生が上手に教えてくださるので、子どもたちにも刺激になっている。なぎなたを通して成長してくれる姿が楽しみ」と目を細めた。

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