「一生懸命やること大切」
五輪メダリスト・松田さん
「夢の教室」で児童に語る

photo[5] JFA(日本サッカー協会=田嶋幸三会長)こころのプロジェクト「夢の教室」が11日、熊野市立金山小学校で開かれた。オリンピック水泳メダリスト松田丈志さんが、ゲームで互いの緊張をほぐしながら仲間と協力することの大切さ、夢トークでは夢を持ち努力することの素晴らしさを伝え、受講した5年生の23人の児童は目を輝かせていた。
 元サッカー日本代表、Jリーグ選手をはじめさまざまなアスリートを、特別授業講師「夢先生」として迎え、実体験等に基づく授業を通して、フェアプレー精神や協力すること、夢を持つことの大切さ、失敗を乗り越えて夢や目標に向けて努力しようとする意識や態度を育むことが目的。
 1時限目は「ゲームの時間」。児童が夢先生の松田先生を呼ぶ声が体育館にこだますると、松田先生は颯爽と現れ自己紹介。じゃんけんで勝った人が1塁、2塁、3塁へと進めるサブゲームで汗を流した。途中、負けた人が進めるなどルールを変えながら楽しんだ。
 メインゲームでは、ボールを上に放り投げ、落ちてくるまでの間は全員が前進できるゲームを行った。ボールを投げる人はフェイク動作をするなど、ボールが手から離れないとフライングで全員が元の位置に戻り、やり直しとなる。
 フライングをするたびに松田先生が児童を招集してミーティング。「歩いてみては」「手をつないで前進すれば」などの児童の意見に、松田先生が耳を傾け、考えた作戦を実行。何度もチャレンジするうちに、失敗を補い合うようになり、力を合わせて協力するなど変化が見られた。
 ゲーム終了後、松田先生は、「スポーツはルールを守って勝負するからおもしろい。声を出して意思表示をする。失敗を責めるのではなく、補い合う、相手を思いやる。ルールがあるから勝ち負けはあるが、勝ち負けは関係なく、一生懸命にやることが大切」と訴えた。
 26人の保護者も松田先生の分かりやすく丁寧な指導に笑顔で見守っていた。児童らも短時間で松田先生と親しくなり、笑いながらゲームに取り組んだ。松田先生は、児童らの輪の中に飛び込み、ともに走り、考え、児童らと心が一つになることの喜びをかみしめていた。
 この日は同市立有馬小学校でも同様の授業が行われた。

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