那智勝浦町長に堀氏
無投票で初当選
「夢のある町政」
統率力、行動力、実行力を意識

photo 前町長の病気辞職に伴う那智勝浦町長選が15日告示され、無所属新人で元県東牟婁振興局参事の堀順一郎氏(59)=自民推薦=のほかに立候補の届け出がなく、無投票での当選が決まった。同町長選が無投票となるのは2005年9月以来13年ぶり。
 堀氏はこの日、同町勝浦の選挙事務所での出陣式に臨んだあと、選挙カーで町内各所を回った。午後5時前に事務所に戻り、無投票当選が決まると支援者とともに喜んだ。
 堀氏は「那智勝浦町に住んでよかった、住み続けたい、住んでみたいという、町民にとって夢のある町政を目指していきたい」と抱負を語り、前町長が進めてきた防災対策や子育て支援、観光施策などを継続し発展させていくとした。
 懸案事項の一つ、クリーンセンターに関しては、「いろいろな計画がある中で、経済面、環境面、時期について検証し、方向性を見いだす」と述べ、統率力、行動力、実行力の3つを意識して町政運営にあたる決意を示した。
 また、前町長の森崇氏には「健康回復を第一に、今後も町政へのアドバイスをいただければ」と思いを寄せた。
 後援会の大江清一会長は「4月21日に後援会事務所を開設し1か月弱。普通、選挙戦では短い期間だが、本人にとっては長い日々だったと思う。町長誕生は皆さんの思いと、堀候補の決断、そして応援いただいた町議会、後援会のスタッフと事務局がみんな家族のように活動できたおかげ」と感謝を示し、「今後も堀町長が成長し、さまざまな施策ができていくよう、皆さんの指導をお願いしたい」と呼び掛けた。
 来賓からは谷洋一県議会議員が「短い期間にものすごい決断をしてもらった。堀さんの魅力の一つは人を引きつける力。改革すべきことは改革し、那智勝浦町のいいところを伸ばしてほしい」。東牟婁郡町村会長の田嶋勝正串本町長は「堀さんとともに力を合わせ、この地域のために頑張りたい。同学年で同志を得た気持ち」とそれぞれ激励した。
 このほか、田岡実千年新宮市長、西前啓市古座川町長、西田健紀宝町長、濱口太史県議会議員、中岩和子町議会議長ら近隣首長や議員が祝福に訪れた。
 今回の町長選は、昨年12月の町長選で初当選した森崇前町長が肺がんのため「入院治療が必要」と診断されたことから、公務継続を断念し、4月20日付で辞職したことによるもの。同町浦神出身で県職員の堀氏に白羽の矢が立った。町議会の中岩議長や堀氏本人によると、町議12人全員が堀氏の支援に回り、ほかに立候補の動きはなく無投票となった。
 任期は今月20日〜2022年5月19日。21日に初登庁する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2018年8月
« 7月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る