早期完成へ機運高める
すさみ串本道路起工式
地域振興や防災に寄与

photo[3] 一般国道42号「すさみ串本道路」の起工式が15日、串本町串本の同町立体育館で開かれた。関係者や一般市民約500人が来場するなか、事業の迅速な推進と早期完成への機運を高めた。
 すさみ串本道路は、近畿自動車道紀勢線の一部を構成する道路で、串本町サンゴ台からすさみ町江住に至る延長19・2キロの自動車専用道路。台風などによる土砂災害や越波の危険箇所を回避し、東海・東南海・南海地震などの災害発生時にも機能するネットワークを構築。救命活動や地域復興を支援するほか、医療施設へのアクセス向上や地域相互の連携による振興と発展に寄与するとしている。
 4月から串本町くじ野川地崎付近で伐木工事が始まっており、本線盛り土工事などは2月2日から8月15日までが工期となっている。
 式には、石川雄一国土交通省道路局長、仁坂吉伸和歌山県知事、岩田勉すさみ町長、田嶋勝正串本町長、池田豊人国交省近畿地方整備局長、来賓として、二階俊博自民党幹事長(和歌山3区選出衆議院議員)、浮島とも子衆議院議員、尾崎太郎和歌山県議会議長、中村雄一和歌山県議会高速自動車国道紀南促進議員連盟会長らが出席した。
 石川局長は「本日を皮切りに本格的に工事を進めていく」。仁坂知事は「完成によりこの地域がますます明るくなる。その期待を胸に皆で協力をして、早期完成を目指す」とそれぞれ述べ、来賓からは二階幹事長が「われわれの念願だった高速道路を張り巡らせる紀伊半島一周道路が、もうすぐ手の届くところまできた。用地買収の難しさはあるが、早いテンポで問題を解決して、開通式が迎えられるよう、皆で協力しよう」と呼び掛けた。
 浮島議員は「オーストラリアの旅行ガイドブックには、この紀伊半島が『訪れてみるべき地域』の第5位に選ばれている。住民の方の命を守る『命の道』。多くの人が訪れるにぎわいの地。皆さまと力を合わせ無事故で早期完成を目指していきたい」などと語った。
 このあと鍬(くわ)入れ式があり、関係者が一列になって鍬で土をかいた。最後に田嶋町長と岩田町長がそれぞれ事業推進への思いを伝えたあと、岩田町長の音頭で万歳三唱し、工事開始を喜んだ。
 式典開始前には、下地獅子舞保存会(すさみ町)の獅子舞演舞と、串本節保存会(串本町)の串本節の披露があり、終了後は餅まきが盛大に行われた。

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