故事にちなみ自然に感謝
熊野那智大社で桜花祭
浦安の舞、華やかに

photo[1] 那智勝浦町の熊野那智大社で14日、桜花祭が行われた。同祭は、平安時代に那智の滝付近で千日行に臨んだ花山法皇が、山中に咲く山桜の美しさに心を打たれ、その心情を和歌に詠んだ故事にちなむ祭事で、毎年この日に行われている。男成洋三宮司をはじめ、神職や巫女(みこ)が神事を通じて桜に自然の恵みへの感謝を託し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
 祭事に先立ち、烏帽子(えぼし)の上に桜の花をあしらった男成宮司らは、県の天然記念物である「秀衡桜」のたもとにある祓所(はらえじょ)で禊ぎを行い、桜の枝の幣(へい)を先頭に拝殿へと移動した。
 本殿では、神饌(しんせん)や桜花幣を神前に供え、男成宮司が祝詞を奏上。その後、2人の巫女(みこ)が神楽に合わせて「浦安の舞」を奉納。男成宮司や参列者が玉串を奉てんし、式典が終了した。
 その後、同社の別宮である那智の滝前の飛瀧(ひろう)神社でも同様の祭事が営まれた。参拝に訪れていた観光客らは、厳かな雰囲気で行われる式典に興味深い様子で見入っていた。

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