「経験生かしてお手本に」
高齢者向けに安全運転大会

photo[2] 紀宝警察署や紀宝地区交通安全協会などによる「高齢者安全運転大会」が13日、御浜町の紀伊自動車学校であった。同大会は、高齢運転者が自動車学校内のコースを使用し、運転技術などを習得、再確認する交通安全教室で、紀宝町や御浜町の老人クラブから12人の有志が参加。交通安全意識の啓発や高齢化とともに低下する傾向のある空間認識能力と、鋭角での左折や右折、道幅の狭い道路での運転などを中心に講習を行った。自分の運転を他人に見てもらい、他人の運転を客観的に見ることで、危険な場所や運転技術について意見交換する場としての目的もある。
 開始にあたって、同校の大西八郎校長があいさつ。歩行中の高齢者の死亡事故の多くは横断歩道で発生していると紹介し、「歳を重ねると反射神経が低下する。自分の感覚がどれくらいか確認してもらいたい」と述べた。同協会の久保正会長は「事故を起こさない、事故に遭わないことを常に心がけて」と呼び掛けた。
 紀宝署の服部直登・交通課長が管内の交通事故情勢を説明。今年1月1日から4月12日までに発生した交通事故は82件で、このうち人身事故は14件。事故の総数自体は前年同期比で27件減っているが、人身事故は5件増えている。今年に入って管内では交通事故による死者はいないが、県内では多くいるとし、「シートベルトを着用していれば助かったかもしれない事例が多い。皆さんは運転経験の長いベテラン。他の人のお手本となる運転を心がけていただきたい。これを機に、自分の運転を見つめ直していただければ」と訴えた。
 今回、運転のほかに歩行環境シミュレーター「わたりジョーズ君」を使った歩行体験も実施。参加者は装置を使い、左右から車やバイクなどが往来する信号機のない横断歩道の通過に挑戦。左右確認の有無や視野などの判定結果を見て、あらためて危機感を募らせた。 
 

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