小川を水源 高所で放水
不測の事態へ二重の備え
那智山で特殊消防訓練

photo[1] 那智勝浦町消防本部は21日、同町那智山の熊野那智大社側の防災道路で、遠距離・高低差送水訓練を行った。防災道路下の小川から水をくみ上げて、距離500メートル以上、高低差約77メートルをポンプで送り、防災道路上の駐車場から放水。同大社境内の防火水源とは別系統で放水が行えることを確認した。
 同本部の警防課は第1班から第3班まであり、7日に第3班、14日に第1班が、21日に第2班が訓練した。いずれも土のうとブルーシートで小川をせき止めて水を貯め、ポンプ車で取水。ポンプ車のみ、小型ポンプ1台で中継、小型ポンプ2台で中継の3パターンを行い、放水圧の変化も確認した。
 訓練に先立ち、机上で3パターンでの放水圧を計算した。7日の訓練では小川の水量が足りず、水が駐車場まで届かないトラブルが発生。これを教訓とし、14日からは小川のより深い場所を選んで貯水量を増やすことで、放水を可能とする教訓を得た。
 21日の訓練は、9人が参加した。土のうとブルーシートを使って確実な貯水を行い、また約30本にもおよぶ消火ホースを迅速に伸ばした。ポンプ車のみでも水は駐車場まで達し、放水口から弧を描いた。放水圧も計り机上の計算値と比較し、無線で情報を共有した。

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