「110番」の適正利用
街頭で呼び掛ける
新宮署

photo 110番の適正利用を推進するため、警察庁が定める「110番の日」の10日、全国各地で広報啓発活動が実施された。新宮署では新宮市橋本のイオン新宮店と同市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で啓発活動を行った。
 このうちオークワ南紀店では、買物客を対象に同署地域課の署員6人が110番の日を知らせるチラシと絆創膏(ばんそこう)、ポケットティッシュを手渡した。県警のマスコット「きしゅうくん」も登場し、親子連れの来店客がふれあう光景も見られた。
 同署の古庵一喜地域課長は「110番は事件・事故などの緊急用の連絡先なので、いたずらなどはやめていただきたい。相談や問い合わせなどは新宮署や安心ダイヤルへお願いします」と話した。また、イオン新宮店では同課署員5人と大橋交番連絡協議会のメンバーが啓発を行った。
 和歌山県警によると、平成29年の県内の110番受理件数は7万46件(昨年対比2487件減)で、このうち、有効件数は6万205件(1135件減)。いたずら、間違い電話などの非有効件数は9841件(1352件減)だった。多い順に交通事故2万1125件、各種要望・苦情が1万3419件、いたずら・間違い電話が9841件。ここ数年は一日平均192件と横ばいという。
 また、イノシシ、シカなどの獣害等による通報も見られるという。一方、新宮署では受理件数が2503件(27件減)、有効が1977件(172件増)、非有効が526件(145件減)となっている。相談や問い合わせは、新宮署(電話0735・21・0110)または相談ダイヤル(電話#9110)。

 ■全体の4分の1が「不急」
  三重県警「相談ダイヤル利用を」

 三重県警は110番の日に合わせ、平成29年中に県警が受けた110番通報についてまとめた。総件数は12万4685件で前年に比べて2万689件の減少。このうち有効通報は10万3244件で前年に比べ3618件減少した。2年続けて約3600件減少していて、県警通信指令課では「刑法犯認知件数も減っている。治安の改善にあわせて通報も減っている」と話す。一方、全体のほぼ4分の1が「緊急ではない」通報で、引き続き適正利用を呼び掛けている。
 総件数の減少は、一昨年には一人で何度も110番通報をしていた人がいた影響も大きいという。
 有効通報のうち、交通事故関係が4万849件で有効全体の39・6%を占める。次に多かったのは要望・苦情の1万4741件で14・3%、各種情報提供が7075件で6・9%だった。このほか事故や事件の続報に関するものが1万2924件あり、12・5%を占めた。
 通報のうち紀宝署関係は423件で前年比23件減、熊野署447件で前年比50件減、尾鷲署は848件で50件減だった。県警や各警察署では「緊急性のない通報も多い。相談ダイヤル#9110を利用してほしい」と呼び掛けている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2018年10月
« 9月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る