地域一丸の見守り体制
徘徊による行方不明に対応

photo[1] 行方不明になった認知症患者らの情報提供を呼び掛ける「御浜町徘徊SOSネットワークシステム」を使った訓練が4日、御浜町の市木地区で行われた。町、警察、消防などの関係機関から30人が参加。地区の高齢者が行方不明になったと想定し、各機関が連携して捜索にあたったり、寄せられる情報を集約したりして、有事の際に素早く適切な行動ができるよう臨んだ。
 同システムは、徘徊などで行方不明になった人をさまざまな機関で情報共有し、住民からの情報提供を求めながら早期発見を目指すもの。同町では平成21年度に完成し、以後、毎年、これを活用した訓練を実施している。今回は相談受け付けと、徘徊者役が町内を歩き防災無線などで情報提供を呼び掛ける訓練に加え、捜索場面での連携を確認する訓練を実施した。
 訓練は、午前9時に町内の福祉施設利用者の行方が分からなくなったという相談が入ったと想定。午後1時30分に防災無線や関係機関へのFAXなどを行い、声掛けや目撃情報の通報を求めた。
 現地本部を下市木公民館に設置し、熊野市消防本部御浜分署、紀宝警察署、町役場、同町消防団市木分団が集合。行方不明者の特徴や服装などの情報を把握し、捜索に向かう班や、本部に待機して寄せられる捜索状況をまとめる班などを決定した。地図を広げ、捜索を担当するエリアの確認を行い、警察、消防署員が現地パトロールに出動。逐一寄せられる情報はホワイトボードに記入するなど、緊張感を持って訓練に取り組んだ。

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